【佐藤健作さんの和太鼓レッスン】
戸隠にある佐藤健作さんの稽古場にて個人指導を受けました。
魔女トレin長野で私を招致してくださった活動家 阪上晃子さんからのご縁でした。
東京2020オリンピック閉会式で和太鼓を打っていた姿は多くの方がご覧になったのではと思います。以前からこの方とお会いしてみたいと思っていた方でした。
健作さんによる和太鼓指導は"全身が連動する身体"にすることに多くの時間を割きます。
ただの太鼓体験ではなく【全身全霊で打つ身体】へと丁寧に楽しく誘導してくださいました。
目の前で本気で打って下さいます。
全身の毛穴という毛穴から音が入ってくる…
それに呼応する私の身体…
物凄い体験でした。
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私の個人的な身体の話ですが
魔女トレをやっていく中で徐々に徐々に目標とする自然体・連動性・全体性に近づいていっています。
・魔女トレそれ自体が整えてくるれるもの
・魔女トレによって生まれたご縁から得られた本質的なもの
・プライベートで起こる様々な身体の事象に対する施術家の様々なアプローチや治療
それらのお陰でこれまで間違って積み上げてきてしまったものの修正、破壊と再生が起きていると感じています。
その過程には、思い込みや執着の解放、そして自分自身を委ねるという勇気と信頼が必要でしたが、年齢を重ね良い塩梅で事を進める能力も身についてきました。
「基礎が構築されるまでは(簡単に崩壊してしまわないレベルのものになるまでは)動かない方がいい」という身体の声に不安ながら従っていたのですが、ここへきてやっと「動いていいよ」と、身体からのゴーサインが出始めたような気がしています。
そんな中このタイミングで佐藤健作さんとの出逢いとレッスン。
ヒモトレ、バランスボード、下駄、エクササイズ(通称こんぶちゃ〜〜ん)、健作さんのお手本を間近で見れる凄さ。言葉のチョイスも秀逸。
ひたすら楽しい時間でした。
最後には、私は不二(健作さんの特大和太鼓)、健作さんは通常サイズの和太鼓でセッションさせていただいたのですが、、
思わず自分が"音"になったかのような、時空を超えそうな何かになる体験をしました。
(実際にはその扉が開いた…が、すぐに閉じてしまった)
和太鼓には根源的な何かを呼び覚ます力がある気がします。そして健作さんの生み出す宇宙的な空間もとても自然で、特別です。
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健作さんの和太鼓、ぜひ多くの方に聴いていただきたく思います。
全国で公演活動をされていますので、お近くの方はぜひ。
誰にとってもただ"聴く"のではなく"体験"となるはずです。
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魔女トレin 長野には健作さんも受講してくださいました。
光栄なことに、健作さんにも大変喜んでいただきました。
健作さんへ贈った言葉:
「寛・観・環」
セミナーの中で肩周りを整えるワークの時に健作さんの手首に触れたとき、あまりの"密度"に衝撃が走りました。
思わず金剛力士像が浮かびました。
「和太鼓に選ばれた男」と称される身体の説得力。これは世界遺産だとその場で皆様にお伝えした。
(写真は善光寺の仁王像。手がこんな印象でした)
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一日目 戸隠
二日目 松本
三日目 安曇野
四日目 上田
今回の長野での滞在は大きなターニングポイントになる気がします。
魔女トレの開催に尽力くださり、佐藤健作さんと繋いでくださった阪上晃子さんには心から感謝申し上げます。
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魔女トレは広がりを見せていますが自分が有名になっていくことついては特別興味がありません。
しかしながら「魔女トレ 西園美彌」としての新たな挑戦が始まりそうな動きがあります。「舞踊家 西園美彌」においても、なにかがもやっとしてきました。
個人的に始めた新しいこともあります。なので変化と進化は「西園美彌そのもの」というべきかもしれません。
….あまり言葉にするとせっかくの"あわい"がかたくなりそうで最近なんとなく避けていましたが、今回は文字にして皆様にお伝えしたく思いました。
久しぶりに長い文章を書きました。最後までお読みいただきありがとうございます。
あらゆるものに、
日々の全てに、
感謝。