私は昔から洞察力と分析力はあったと思います。

最近はそれに磨きがかかり、プロとして知識と経験、納得させる伝える力が身についてきたかなと感じています。

バレエ教師、からだづくりのインストラクターとして働き始めて10年。

ダンサーとして22年。

自分の身体での人体実験で得た知識と経験に加え科学的な方面での研究分析の経験からも様々なことが分かってきました。

身体って面白いです

今日はフィットネスクラブの更衣室で元生徒の方(仕事の都合でバレエクラスを受けれなくなった方)とお会いしました。

鏡の前に平行に座って日常の雑談をしていたら、

いつの間にか私の身体講座に

その方に対して、私が受ける素直な印象を伝え

「生命力ありますね」とか「まっすぐ過ぎて遊びがない感じがするのと、保守的な方ですよね。」といった

バレエクラスを受けてくださっていた時から私が抱いていた印象や身体の状態を伝え、その後でその方の生活環境をお聞きして

「~な動き方をよくしませんか?」
「~なところないですか?」
「~な性格じゃないですか?」

という感じで話していって、

「こういう傾向があるのでこういう動きを加えた方がいいですよ」

という具体的なアドバイスとその根拠など、いろいろお話しました。

まっすぐな身体、まっすぐな使い方ばかりのその方には捻じる動作をアドバイス。

「胃腸の調子が悪いのと冷え性なのは、内蔵も筋肉だから捻じって緩ませて、手で下腹部を揉んだりでもイイですし、動かしてあげると変わってくると思いますよ。」
「捻じる動作から普段と違う視界になるし脳に行く血流も変わって、思考回路も変わってくると思いますよ。」などなど。

身体的アプローチがいいのか、物理的アプローチがいいのか、精神的心理的アプローチがいいのか、その人を見て、イメージして、その人の中にすっと入りそうな伝え方でいつも伝えます。

今回もなんとなく感じることを伝えているだけでしたが「先生すごい!面白い!」「ありがとうございます!」と大変感謝されました。

この瞬間が本当に幸せ

子供や大人の生徒だけではなく、一緒に踊ってるダンサーにも困ってるときにはアドバイスしたりしています。

その人の身体の使い方は、その人の性格がつくりだしているといっても過言ではないため、その人が気づいてないことを教えてあげたり、「分かってるんだけどなかなかできなくて・・・」という人には「こんなやり方でやってみたら?」と提案してみたり。

性格とか、ストレスをどこに溜め込むとか、今の身体の状態とか、結構当たる不思議。

私のバレエクラスを受けている方々には、機会があればどんどん伝えています

もっと人のためにこの力を使いたい!という欲求と熱意はいっぱいあります。こんな私に会いたいと思って人が寄って来てくれる方がお金が集まるよりも嬉しいだろうなと。

以上、今日の幸せな瞬間でした

身体のことを知りたい方は気軽に聞いてください。

また悩みをお持ちの方もどうぞ相談してください。

身体的なものや精神的なもの、たいていのことは良くも悪くも経験してきました。それを人のために生かしていきたいです。