今朝、
「人に安心感を与える手になるための手首の使い方はこれだ…!」
という閃きで目が覚めた。
閃きながら目覚め、再現性を高めるべくそこから何度も方法や力加減、角度、感覚、それらを多角的に分析して深め、またこの能力を高める習慣と積み重ねるべき取り組み、そして間違った使い方になってしまった因果関係や相関関係に思考を巡らせた。
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目覚めたとき、私は左を胸の上に置き、右手その左手手首を包んでいた。
私は無意識的にその手で胸を撫で下ろしていた。それがなんとも幸せな心地になる触れ方だった。まるで自分ではない誰かに安心させてもらっているかのように、柔らかく温かな優しい手で撫でられているようだったのだ。その左手を可能にしているのは、さらに優しく左の手首を包み込んでいる右手の存在に気がついた。
私は手首を固める癖がある。その手首の力みに関係しているのは肘であることは、先日受けたヒモトレの小関勲先生の韓氏意拳を受けて感じていた。
先月2月20日に文京区で行われたいにしえの会&つくば身体操法研究会の合同記念特別稽古会に参加した折、ゲスト講師だった甲野善紀先生の手首の抜け感に終始見惚れていて「この手首だからあの肩甲骨だよな…(それが技を生みやればやるほど洗練されてゆくのだ)」と思い、それからずっと手首に気を配っている。がしかしそう易々とは身体は変わってくれないものだ。
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今朝、その力加減や感覚、私に合うイメージが見えたと思った。
私の抱いたイメージは、お母さんが赤ちゃんにねんねんころりよと歌いながらトントンってしてあげる、あの手。
お布団の中で全身はリラックスさせたまま、胸の上にある手首の角度、関節の滑らせ方次第で変化する力学的作用・関節モーメントの出現の有様、それが神経系にどのように作用し、それを受けた身体はどんな心地になるのかをつぶさに観察した。橈骨と手根骨の滑り込みの関係、力まず背屈が起きるためには、手根を軽く(でもまずはどっしりと)身体に向けて圧をかけなければならない。やり続けるうち、頭蓋骨と首の付け根が緩んできた。「あぁ、首と首は繋がっているなぁ」とまた身体の繋がりに感動を覚えた。
時間としては15分くらいだっただろうか。
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昨日は久しぶりのオフだった。
ゆっくりできるぞという安心感からか頭が冴え、各方面への確認や手続き、連絡などがはかどり、結局一日中仕事していた。笑
しかしながら全国各地の魔女トレを希望される方がいることを実感することになった。
3月末から4月上旬にかけては魔女トレ中国四国ツアーである。
3/26 鳥取 スポーツ指導者と交流
3/27 鳥取 (境港市)サッカー選手へ魔女トレ→(鳥取市)Twitterで呼びかけたら希望者が出たため魔女トレ開催決定 すでに参加者7名
3/28 移動日
3/29 岡山 (倉敷市)主にランナーへ魔女トレ
3/30 岡山 (岡山市)タヒチアンダンスのキョウコさんのところで魔女トレ
3/31 未定
4/1 未定
4/2 香川 高松セミナーを開催してくださるコンディショニングヴィレッジ主催者の田幸さんのお宅に宿泊
4/3 香川 (高松市)理学療法士さんに魔女トレセミナー、一般にも呼びかけたらすぐに埋まり12名参加
4/4 香川 観光
4/5 徳島 (徳島市)高校女子サッカー部へ魔女トレ、Jリーガーとのセッション
4/6 つくばっく
昨日だけで鳥取、岡山、高松、徳島での仕事が決まった。ついでに言うとGWの山形、青森での開催と、5月中旬の北海道中富良野の中学校の校長先生や脳神経内科医の先生とのご縁もできた。
まったく見ず知らずの人達なのだが利用可能な施設を調べてくださったり、会いたい&レッスン受けたいと言って予定を調整してくださったり、忙しい中なのにその土地を案内する時間も確保してくれるという。
メールのやりとりから「この人は悪い人じゃあないっ」が分かればもう安心、安心を通り越して大きな感謝の念が起こる。魔女トレに興味を持つ人で悪い人はいないらしい。
とにかく大きな愛を感じた。
人は信用していいのだと、私の中の、バラバラで硬く力みがちな心が、人々の優しさと愛によって繋がり、整うことでふわっと緩んでいく。緩めばまとまり、中身はより濃いものとなっていく。
私の内なる情熱が、以前は自身を焦がし滅ぼす炎ではなくなってきた。自分や人に希望の光を与えて照らす炎へと変わってきた。最近そんな自分の変化を感じる。
身体の仕組みと現象は、そのまま心のあり様、しいては人間関係へとリンクしていく。相関関係の世界の広さと奥行きは果てしない。
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今朝、手首の発見に感動しながら、起きてまず流したのはYouTubeは毎日更新される円覚寺 横田老師の話。「情熱」というタイトルで心が惹かれた。
-第428回「情熱」2022/3/10【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師-
いつも熱いが今日の老師は特に熱がこもっていた。
その情熱に実に共感しながら聞いていたら私の名前も出していただいていた。名だたる先生方にならべていただき、大変恐縮だった。
情熱。沸き起こる想い。
横田老師の心に響く声は心地よい。
私も誰かを照らす光になれたら。
なお、円覚寺にて魔女トレを行ったときのことについて横田老師が語ってくださったものもあります。ぜひ聴かれてみてください。