今日は朝9時よりアックアセレーナのダンス教室のスタジオ発表会が行われました。9月から開講したバレエクラスとストリートダンスクラス。

バレエ幼児 3人
バレエ学童 4人
ストリート幼児 4人
ストリート学童 9人

の4クラス、1作品ずつを踊りました。


そして最後に先生たちも。。。
ストリート×バレエのコラボ、笑いが起きて良かったです!(笑)


子供たちはお客様に見せる前に一度通し練習をしたのですが

朝も早いこともありグラグラガタガタ・・・

 

しかしみんな本番にはしっかりとスイッチが入り、気合の入った素晴らしい踊りでした!!

子供の成長は素晴らしいなぁと感動させてもらいました。

子供たち、先生方、お疲れ様でした!



さて、このブログをどれくらいの生徒・保護者がご覧になっているのか定かではありませんが、日頃伝えきれないことをここでは綴りたいと思います。


生徒に直接伝えていることもありますが、保護者の方にもよければ伝わるよう、この場を利用して。。


先週の日曜日はD-Lifeバレエクラスのクラス分けテストが行われました。


テストの結果をしっかりと受け止めてくれているでしょうか。


生徒には結果とコメントを書いた紙を渡し、そして一人ひとりに直接話をしました。


身体の成長のみならず精神的な成長も大切なこの時期の子どもたちにと、何を与えてあげられるのか、何を与えたらいいのかをいつも考えています。



目標も目的も様々でいいです。


バレエが目的であろうが
バレエが手段であろうが
歳追うごとに変化しようが

私はいいと思っています。


夢中になること
努力をすること
目標を持つこと
そして達成すること
充実感を得ること


それらを与えてあげられるよう、工夫を重ね、愛情を注いであげられたらと思っています。



発表会の報告をVisionに載せることになり私の中で考えたのですが、


あまりに伝えたいことが多すぎて困ってしまいました。


なので、ここに載せさせていただきます。




~第16回DAS合同発表会バレエ・コンテンポラリーの部を終えて~



直前の週末には大雪に見舞われましたが発表会当日は幸運にも晴天に恵まれ、無事に開催することができました。生徒みんなの努力が味方してくれたのか…?という想いでした。本当に良かったと思います。

今回の発表会はノバホールでは初となる、プログラムが二つに分かれての公演となり、各プログラム、コンサート作品と「くるみ割り人形」(Aプロ)、「Alice in wonderland」(Bプロ)という内容で行われました。

「くるみ割り人形」は舞台セットが華やかで様々なキャラクター達が出てくるため、踊る側も観る側もとっても楽しめる作品でした。

「Alice in wonderland」も独自のストーリー展開で見応えのある作品となり大変好評でした。こちらもたくさんのキャラクターがいて、それぞれの衣装も個性的で可愛かったですね。

今年はエンジョイバレエクラスが新たに開設され、バレエ初等科・コンテ初級クラス以外にも初めての発表会を経験したという子が増えました。ハラハラドキドキの発表会だったと思いますが、緊張しながらも皆練習の成果を発揮して良い演技を見せていたと思います。

A・Bプログラムを通して私が感じたことは、Sクラスの生徒たちがそれぞれに作品を引き締めてくれていたことです。多くの舞台経験を重ねてきたSクラスは主役やソリストを立派に踊れるようになってきました。幕袖や楽屋裏での様子を見ても、精神的な成長が技術や表現力の向上を後押ししていたのだろうと思いました。

金平糖を踊った生徒は高校受験を控えた中学3年生でした。勉強との両立は大変だったでしょうが、バレエもしっかりこなしてよく踊っていました。きっとこの経験は将来生きてくると思います。
クララを踊った生徒はまだ小学6年生でしたが、すでに貫禄のある踊りと表現力でした。彼女は役をもらってからDVDなどでプロの踊りを見て表現や技術を研究し、外部のレッスンを受けに行ったりもして多くの努力を積み重ねていました。




どんなに恵まれた良い身体をもっていたとしても、心が清く豊かでなければ良いダンサーにはなれません。
またどんなに踊りに不向きだと言われていても、心が美しくしなやかであれば、身体は心に合わせて美しく変化していきます。
そして誰よりも努力をしていれば、誰よりも密度の濃い存在感を発するようになるものだと思います。



私は「踊りを楽しみたい」という人はそれに合わせた指導をしたいと思っていますし、「踊りを極めたい」という人に対しても私はどんどん実力を伸ばす機会を与えていきたいと思っています。


様々な生徒がそれぞれに光を放ち、心に彩りと透明感を持ちあわせ、観る人を感動させる発表会となるよう、今後も日々精進していきたいと思います。



これだけ多くの生徒による発表会を無事終えられたのも、一緒にサポートしてくだったボランティアスタッフの方々、ご協力頂いた保護者の皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。
今後もD-Lifeでは、身体で表現することから自分を見つめ、鍛え、自分を信じる力を養っていくことを目指しながら踊る楽しさを提供していきたいと考えております。
どうぞ今後ともD-Lifeダンススクールをよろしくお願い致します。



「こんなに長い文章、載せられません!」と怒られました

いや、当然です(笑)この10分の1くらいが掲載されています




最後に、
高等科とSクラスに伝えたいことを。




D-Lifeの目指すダンサーは、

世界に羽ばたく「自立したダンサー」

です。






自分に対しての言動や集団行動の様子からは、バレエ・コンテの生徒たちに“自立”という言葉はまだまだ程遠いと感じています。
それらを促すのは私達指導者であることも心得ています。


これまでのDASのシステムが生徒の自立を育たせないものであるとするならば、改善させていく必要があります。
・・・例えば発表会や舞台でのメイク。今後自分たちで出来るように練習して行こうと思います。



努力を積み重ねること、自分で自分に自信をつけることは社会に出ていくために必要なスキルであり、どんな経験でも自分と向き合うことになるため必ず役に立つはずなので、チャレンジできる間にどんどん失敗も成功も経験してほしいと思います。
習い事に対する姿勢、先生と生徒の関係や信頼感は、年齢関係なく必ず教育してあげられると思うので、私は子供たちと積極的にコミュニケーションを取って行きたいです。前から引っ張ってあげたり緩めたり、逆に後ろから後押しをしたり尻をたたいてあげたり、一人ひとりの生徒とちょうど良い関係を模索しながら、歩んでいければと思っています。


保護者の皆様にもご理解とご協力を、どうかよろしくお願いいたします。




最後までお読みいただきありがとうございました。

今年度もあと少し。読者の皆様も何かとお忙しいかと思いますが、どうぞご自愛ください。

来年度もどうぞよろしくお願いいたします。



西園美彌