「バレエから学ぶ、アスリートに必要な姿勢づくりと立ち方~指導者・トレーナー向け~」

指導者・トレーナーとして活動している、あるいはこれからなろうとしている方々にご参加いただきました。

常に「美しさ」を目指すバレエの世界、トップアスリートとバレエダンサーの共通点、
姿勢の重要性やその積み上げ方の説明を資料と共に解説

   

私が思うに、普通の人は相手(クライアント)を

自分が持ち合わせている身体感覚で見ると思います。身体が硬い人には身体が柔らかい人の感覚がわからない。

身体の柔軟性、身体感覚の感度、重さ・軽さ・痛みなどの身体活動経験は、それらが多ければ多いほど多角的な視点が自ずと生まれ、様々な可能性として相手の身体を見ることができるものだと私は思います。

良い身体の使い方はインナーマッスルが必ずと言っていいほど使われていることは想像に難くないと思いますが、本人にインナーマッスルを使う感覚がなければなかなか見る事ができないと思います。

だから私は指導者・トレーナーの方々にもその深い感覚の部分までお伝えできればと思っていました。

・自分の骨を感じる事

・自分の筋肉が緩み、リラックスしている状態、その軽さを知る事

・インナーマッスルを使うためにやるべきことや意識や姿勢を知る事

これらを学んでいただきました。

魔女の導入(講義)とエクササイズ

   ↓

奥村さんによる股関節の講義

奥村さんによる『股関節』についての講義。
受講者さんに“受け身”になってもらわない工夫が随所にある。
身体の認識について、その視点やイメージはさまざま。
股関節という場所はどういう場所なのか、実際に動きながら確かめていく。

   ↓

実技に戻り、実際に身体を通して学んでいく

“体幹”が分かってきたら、その“体幹”が機能したままで動かなければならない。

例えばスクワットの場合・・・

スクワットを行う際のしゃがんでいく動作と立ちあげる動作。
問題や課題はそれぞれ。
身体を使っている、使えている、機能している状態とその難しさがありますね。

このほか、エクササイズの詳しい説明やこだわるべきポイント、頑張り方(頑張る必要のないことには頑張らないこと!笑)、私たちが見るべき視点、評価するときに注意してあげることなどを解説。

西園、奥村で受講者に指導をしている様子。

【柔道整復師、NSCA-CPT、 鍼灸学生】

西園先生、昨日はありがとうございました。
チアダンスの子達を担当し始めバレエの勉強をするようになってからずっとずっと参加してみたかった西園先生のセミナーを受講できてすごく幸せでした。
今日の率直な感想は足の指 の意識を狙ったエクササイズ後に立ってみたり自分の指を見た時にあの激痛(※甲を押し出すストレッチ)を乗り越えたあとの
しっかり指を使って立ててる感じだと、最初よりも動く指を見て、こいつら可愛いなって思いました。笑
そんな気持ちから始まったセミナーでした!
ちなみにセミナーの帰りは、無意識だと四頭筋優位で歩いてしまうので
いつもハムストリングスで歩く意識で歩いてるのが、無意識に歩けてることに気が付きました。
他の気づきとしては、関係があるかはわかりませんが声が出しやすい感じがしました。
エクササイズを通して、立つ感覚だったり、 肋骨と腸骨の間を広げたりだとか、自分の体が良くなる感覚、楽になる感覚を、今日初めて会った人に教えてもらってる。
自分の体なのに何も分かってないんだなーと思って、どうやったらもっと良くなるのかと、 考えながらやってるうちに頭も疲れました。悔しかったです。。
いい姿勢の時の力の入り方の感覚など 自分の感じ方は人のそれとは違う可能性もあり どう伝えればいいのか、どうすれば引き出してあげられるのか、 そこをもっと詰めて行く必要があるなと感じております。
帰りにお話させていただいたように 僕は育成年代にどんどん介入していきたいです。 プロになりたい子、高いレベルでやりたい子 間違った努力をしてる時間は本当に勿体ないと思うので 理想の頑張り方を最短でできるようにしようとすると今日教えて頂いたことが核になるのかなと思っております。


サッカーを教えてくれるプロ・ ダンスを教えてくれるプロはいるのに
体の使い方を教えてくれるプロ ってのはほとんどいない気がします。

いたとしても トップレベルの選手に専属でついてるイメージです。
先生も仰ってたように 世界で戦える日本人選手を育てるにはトップパフォーマンスを作ってあげられる performance Creator が必要だと思います。
(そんな呼び方あるのかわかりませんが、、笑)
そういう人間、治療家、トレーナーになりたいと思ってました。
今日の内容を咀嚼してアウトプットできるようになることがその第一歩だと感じました。

最近、コミュニケーションを取るのが苦手な子達も増えてきてる印象があります。そんな子達をスポーツを通して変えていきたいです。
語彙、ボキャブラリーは画素数の様なものだと思ってて画素数が多ければ多いほど鮮明に物事を表せれると思います。それを増やしてあげられるものが経験だと思ってます。
県大会レベルしか知らない人
選手権レベルを知っている人
世界のレベルを知っている人
やっぱり感じ方、発し方が変わってくると思うので、 僕と関わってくれてる子達には 少しでも上のレベルを見せてあげたい。 少しでも色んなものを見て感じられる人間になって欲しい。
そんな風に思ってて レベルの違いがかなりあるのに申し訳ありませんが 西園先生と似たような持論がありました。
そんな思いでセミナーを受けて 持論 に +α の考え方や知識をつけて頂いて
すごく背中を押していただいたような気がします。
そして日が回った今日、いつも利用している最寄駅で患者さんと出会った時に 「先生、大きくなった?」と声をかけられました。
自分自身体に軸ができた感覚が続いており、 歩いてる時、座っている時にいつも力が入っていたところに力が入ってない。
そんな感じがして昨日のセミナーの内容を定期的に続けたいと思っただけでなくこの感覚のままでサッカーをしてみたい、動いてみたいそんな気持ちで溢れております。 こんな風に、日頃使ってない所を意識できるようになれば
人からの見られ方という点で 外的動機付け ができる。自分自身、動いてみたいという内的動機付け の両方が一度にできるんじゃないかと思い早くみんなに教えてあげたい。そんな気持ちでいっぱいです。

この感覚のまま筋トレをしてみたいので、筋トレに行ってきます。
しっかり足の指のエクササイズなど昨日教わったことをアップで取り入れてから 昨日までの違いを楽しみたいと思います。
今回のセミナーを機に僕を頼ってくれる全ての人たちのパフォーマンスを改善していけるようにさらに学んでいきます。
昨日はご多忙の中本当にありがとうございました。
またセミナーを受講させていただきたいです。
今後ともよろしくお願い致します。

【競泳/トレーナーを目指す大学1年生】

昨日は大変貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
人間の行動における基盤は足下からということで、足の指を意識的に動かすことから始まり、その後少しずつ上肢へと近づけるかのように股関節の操作に移りました。


競泳というスポーツにおいて、タイム更新の為自分のフォームを変えようと思うと1番推進力を生み出しやすい上肢の動きにフォーカスしてしまうことがどの選手をとっても多い状況にあると思います。僕自身も水を捉える位置や水を押すときの手の角度などに意識を向けていました。そのため、今回のセミナーで取り上げた応用に発展させる前の基礎が体にもあるという概念(僕のイメージです)は新しいスポーツ観をもたらしてくれました。また1つ自分のなりたいトレーナー像が増えたと共に、この分野の勉強を如何にして取り組んでいくのか(自ら開拓していくのか)新しい疑問も生まれました。


また、スポーツに対する考え方やトレーナー像の変化だけでなく、やはり自分の体にも変化を感じています。昨日のセミナーが終わり、帰りのバスで座っているときや電車で立っているときにお腹を引き上げて伸びるイメージを持って生活してみると、1日経った今朝、昨日より床を押す感覚が感じられるようになった気がします。


足の指に関しては、まだまだ自分で一本ずつ動かしたりということは出来そうな気配はしていませんが昨日学んだストレッチや刺激を毎日の習慣にして身体の末端、さらにはその先の体の無い部分まで自分の意識下に置きたいと思っています。


最後に、これからの歩みの進め方として、自分の体を選手以上に器用に使える、その感覚を選手に伝えることができる、そして何より選手1人1人には身体的、精神的個性があることを十分に理解し、一般的な解に当てはめずパーソナルに考えられるトレーナーを目指して日々精進していきたいと思います。
本当に有意義な時間でした!


…この方は西日本の大学の学生さんで、地元の岐阜からの参加。私がスタジオに到着した時間にすでにスタジオに来てて、魔女焦りました(笑)
私はセミナー開始前、皆さんが到着する前に自分の身体を整え、スタジオに気を巡らします。前日舞台だったこともあり、身体がピリピリしているなーと思っていたのでやばいやばいと思いながら変な動きとかストレッチとかしていました。そんな魔女ウォームアップを彼はじーっと見てました。ほどなくして奥村さんが到着し。すぐに「ミヤさん、この案件どう思う?こういう動作のときのこれって・・・」と身体機能談義を繰り広げる私たち(魔女と奥村、二人でいるときは延々とそういう話をしている笑)。それもじーっと見ていました。
彼がここに記しているような「トレーナー像の変化」が起こったのはどういう部分を見てのことなんだったのだろうなーと思って。あまり変化しない表情、しかし素直な身体と透き通った瞳の奥で、様々に思考が巡っていたんだなぁと思いました。 良い指導者・トレーナーになってほしいです。応援しています。

【NESTA取得、中高一貫校の野球部トレーナー兼 大手フィットネスクラブでパーソナルトレーナー活動】

パフォーマンスレベルに関係なく、「姿勢の良さ」が動作の美しさ・滑らかさ・効率さの起源となることが理解できました。


インナーが機能することで、骨格のアライメントが整い地面反力を受けやすく、四肢やアウターが脱力でき操作性が高まる、と整理いたしました。


実技の場面では、「座る」「立つ」「しゃがむ」のシンプルさとは裏腹に、難解であることを体感しました。


その要因の一つは、”誤認識”でありました。
自分が思う以上に、骨盤は後傾させてもよい、もとい、させるべきであることに気づけました。


また、自身の身体が”機能的”でなかったことも思い知りました。
これからの対策としては、足および骨盤について、習ったコンテンツ・順番で、促通と学習を繰り返していきたいと思います。


そのほか、股関節は「Hip Joint」であることへの再認識。
球関節に頼りすぎている動作や、球関節であるがゆえに”股関節”について、トレーナーとクライアント間で齟齬が生まれること。

など、多くのことを分かりやすく学びました。


ハッとするたびに、頭がガーンと打たれたような衝撃とストンと胸(胎に?)に落ちる感覚がありました。 また、動作修正を手厚くしていただけたことが、とてもありがたく感じておりました。
心から御礼申し上げます、本当にありがとうございました。


~~~~~
いくつかご質問させていただきたいことがございます。


①”大腰筋”を機能化させる上で目指すゴールについて。
 本日キーワードとなった大腰筋ですが、まだ「大腰筋が収縮しているな」と感じられるシーンが少ないです。
 どちらかというと、「腹横筋が入っているか、抜けたか」という感覚です。
 玄人レベルですと、「大腰筋」と「腹横筋」がはっきりと感ずるものなのでしょうか。
②”大腰筋”を機能化させるにあたって、とりわけ緩めたほうが好ましい筋について
 足指をボールに”面”で抑えるエクササイズの際、ふくらはぎの弛緩を促していただきました。
 大腰筋の場合はどういった部位に気を配るべきなのでしょうか。
資料「姿勢づくりのポイント」にて
足 骨盤・股関節 背骨 肩甲骨 頭 とあります。
③背骨 肩甲骨 頭 についてのセミナーの開講予定はございますでしょうか。
以上、3点です。
まったく急ぎません。
お手数をおかけしますが、お手隙の時にご指南給われると大変うれしく思います。
本日は時間を延長してもなお、私共にメッセージを伝えようと尽力してくださり、本当にありがとうございました。
今日の学習を自分のものとし、社会に役立てるように励みたいと強く思います。
今後ともどうか、よろしくお願いいたします。


≪魔女回答≫
①”大腰筋”を機能化させる上で目指すゴールについて。
 本日キーワードとなった大腰筋ですが、まだ「大腰筋が収縮しているな」と感じられるシーンが少ないです。
 どちらかというと、「腹横筋が入っているか、抜けたか」という感覚です。
 玄人レベルですと、「大腰筋」と「腹横筋」がはっきりと感ずるものなのでしょうか。

→私は感じます。
横や肋の近くだと腹横筋だなぁ、と。奥の内臓を通って背中あたりだと大腰筋だなぁ、と思います(笑) こればっかりは、、感覚ですね、、
お腹が空っぽのときに引き上げてみると良いかもしれません。私も内臓が疲れていたり物が入っているとうまく働いてくれないのでそういうときに感覚を鍛えます。


②”大腰筋”を機能化させるにあたって、とりわけ緩めたほうが好ましい筋について
 足指をボールに”面”で抑えるエクササイズの際、ふくらはぎの弛緩を促していただきました。
 大腰筋の場合はどういった部位に気を配るべきなのでしょうか。

→よくあるランジのストレッチ、大腿四頭筋のストレッチ、大胸筋や鎖骨まわりのストレッチは有効だと思います。


資料「姿勢づくりのポイント」にて
足 骨盤・股関節 背骨 肩甲骨 頭 とあります。
③背骨 肩甲骨 頭 についてのセミナーの開講予定はございますでしょうか

→ご提案ありがとうございます。いつかやりたいですね。
しかしかなり複雑になってきますが、そこも合わせての身体なので。一日がかりのセミナーになりそう(笑)

【開業鍼灸師歴15年】

昨日は、素敵な時間・空間をありがとうございました。
魔女の魔法は魔法ではなかった!
魔女トレが巷にあふれる「インスタントな魔法」でなくてよかった!
というのが、一番の印象です。
とは言え、美彌さんの動き・言葉・空気感から、数時間の間で感じた自分の身体が変わるかもしれないというワクワク感が、今日も続いています。これが魔法なのでしょうね。


以下、トレーニング中から今日までの身体感覚を振り返ります。
・実は20年前に右大腿骨の転子下骨折をしており、右股関節は屈曲制限があります。立位で伸展しきれない感覚が常にあったのですが、トレーニング中にその違和感がなくなった瞬間がありました。その瞬間が美彌さんに数時間を通して一番褒められた瞬間でした。股関節も心も、まさにハマった瞬間でした。
 その時の身体感覚(恥骨の向き、尻のエクボ、みぞおちの感じ)をもとに、復習できます。
・帰りの電車は立って帰りましたが、普段より揺れに敏感に反応しました(揺さぶられました)。
 これは、重心を高い位置に持っていっているので仕方ないと理解しています。
 ただ、揺らされた後のリアクションは普段以上によく、元の位置に戻るのは楽でした。
・夜寝る時、左足を右足にかけてしまうのですが、昨晩はかけませんでした。(無意識です。)
・起床時、体が硬くなることなく、すっと行動に移せました。
・起きてから、チェックすると、足趾は中足骨から動かすことができました。
 むしろ昨日より意図的に動かすことができました。
 骨盤のニュートラル、恥骨の向き、股関節のハマり、腰椎の真っ直ぐ、は感覚が残っていましたが、腹の引き上げは残念ながら消えていました。
 昨日を振り返り、一通りやって、少し蘇りました。やり続けるしかないですね。
 頑張らないように、頑張ります。

トレーニングを通して、「こちらとそちらが同時に身体を共有できる瞬間」があったことがとても嬉しかったです。
更には、失礼な書き方かと思いますが、実際にお会いした美彌さんが感覚的なことだけを言う方でなかったことが、自分を動かす活力になっています。

重心が高くなることの不安や、今やろうとしていることとパワー発揮の折り合いのつけ方、 スピリチュアルな世界(私も否定はしません)との親和性が高くなってしまうオーラや美しさの話など、理路整然と考えをお持ちで、それがふとした時にこちらの疑問や不安を解消してくださるので、安心してトレーニングに入り込むことができました。
自分の臨床へ落とし込むには、まだまだ先が見えませんが、まずは自分の身体で実験を繰り返し、主観も客観も変われるようにやり続けてみます。
姿勢づくりと立つことができるようになった先の、動く世界が楽しみでなりません。
姿勢は一日中稽古できるのがよいところですよね。
5月の連休には参加できるように調整しますので、それまで、感度上げて、しっかりした芯が通るようにやってみます。
文末になってしまいますが、奥村さんへもお礼をお伝えいただけたら幸いです。
またお会いできることを楽しみにしております。

  

参加された皆さん一様に、帰りの歩き方、電車の中での立ち方、自分の競技に応用してみたら、、、と身体との対話をされています。難しいけれどなんだか楽しいな、という気持ちが伝わってきます。

魔女の魔法とは・・・?

皆さんが各々個性的に表現してくださるので、それを読むのが楽しくて仕方がありません。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

選手や生徒を見つつも、自らが自身の身体を操作、感じることの楽しさを味わっていってほしいと思います。またお会いしましょう!