わたしはワガママだ。

甘えに甘えて生きている。

ただ

わたしには生きる使命がある気がする。

なぜわたしが踊ることにこんなにも躍起になるか。

わたしが踊ること

そして踊りに向き合うことは

自分のためだけに留まらない

なにか使命があるのではと思う。

じゃなければわたしはとうの昔に死んでいる。

私は幾度となくバレエやダンスに助けられてきた。

わたしがドイツに来た理由はなにか。

それは多分

わたしの中にある家族とのわだかまりを解くため。

子供のころから押し込めて蓋をしていた感情を吐き出すため。

姉の子育てを見たり姉と話をするうちに

わたしの中の

言葉に出してこなかった想いが

少しずつ解かれていく。

春の雪解けのように。

この雪解けは

わたしの踊りに大きく影響を及ぼすだろう。

しかしながら

わたしという人間の生き方や踊りは

やはりただのワガママな自己実現でしかないのか。

わたしはわたしでいいのだろうか。
神様

そんな生き方をしていても良いでしょうか。