【魔女トレ進化中】

最近の魔女トレセミナー(4時間)の中身は

・身体の構造や仕組みの説明:テンセグリティモデルを使用(1時間)
・足指足裏を通して身体と向き合う&対話する取り組み(2時間)
・股関節と肩関節の連動性のワーク(1時間)

感覚や感受性、
意識と恣意の違い、
心も身体も包括的な把握へ。

濃い内容と空気感。

セミナーがまた最近、一段と楽しくて愉しくなった。

変に疲れなくなったし循環が増していく感じがある。

身体ひとつで伝えられるのが身体の凄さだ。

身体同士の補い合い、感じ合いを皆が共有していく様子は感動に値する。

「?」になってる人も素直に言ってくれる。

その都度問題解決に寄り添う。

通じ合えたら、善い兆しが見えたりミラクルが起きたりする。

目を合わせるだけでもね。

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当初、「自分の身体を人任せにしている人が多過ぎる、自分の身体と向き合うことをしていない」と思っていたが「みんな、やらないんじゃなくて知らないんだ…」と分かり、教えようと思った。

「身体はホントは凄い!神秘的で美しい瞬間を味わってほしい」そして「それは自分でできる!」という思いからセルフケアが軸になった。

しかし一人では限界があることを知り、そこから他者や道具の介入を自分に許した。

他者に心(身)を開くまで、私自身とてつもない時間がかかった。

しかしその長い道のりがあったから、伝える際の繊細な縦軸横軸がある。

全てに意味があったのだなぁと思う。

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セミナーではその都度【私】が変わるので、始まる前は

「えっ、今日このモード??大丈夫だろうか…」って感じでスタートするが、終わってみたら「あぁ、この人たちに合わせてこのモードだったのね」と納得する。

私の身体はいつも、私の意志とは関係なく環境に適応している。偉い。

でもいつもやってみないと分からないから、安心はできない。笑&汗

信じつつ疑って、疑いながらも委ねている。

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今月はコラボが続いた。

講師5人のヒモトレ入門新装版出版記念イベントでは、実は私の中で、自分の位置(現在地と基準地と目標地)を見失い、バラバラに崩壊するという真っ只中にいた。しかしイベントで自分を出せて本当に良かったと思っている。うまく言葉にできないが、いろんな"出入り"があり、新しい水路ができた感じ。いつもチャレンジの連続だ。

そのイベントの次の週に福岡で小関先生とのヒモトレコラボだったが、その直前に再構築された。コラボは楽しくて仕方なかったし、自分に自信が持てた瞬間だった。

他者との関わりや多種領域との交流はとてつもない化学反応を起こすものだ。

常に破壊と創造は起きている。

進化の過程で見えてきた方向性に、抗うのではなく従うことを選択することができているのは、反射的に抗う自分を発見したからこそだ。

その自分への対処や向き合い方は何種類もある。冷静に選択する。押したり引いたり、待ったり、身体に委ねたり波に乗ったり。一番大切なのは観察者になることだ。

これは武術の稽古から身についたものだろう。

新しい態度と身体性の獲得で、起きる現象、起こせる現象、捉えるものも多層になっている。

それが魔女トレ(セミナー、アスリートセッション)に生きている。

お陰でセミナーは本当に充実だった。

昨日の魔女トレin 東京の参加者、裸足クライミングをされている石原智幸さんが自身のInstagramに素敵な感想を書いてくださった。

"想定外だったのは、足裏の使い方を教えてくれるのかなと思っていたら足元から身体が変わることの哲学そのもの!身体が全て繋がって連動している事の大切さ。

実体験や指導の経験から足裏を通して"丹田"を感じたり、丹田から身体をコントロールする考え方は奥が深過ぎて言葉では表現できない笑。

ワークショップへ是非参加して欲しい。百聞は一見にしかず。文字にできない寧ろ言葉にするのではなく感じる!を是非体験してほしい。"

セミナーでは話や語りが長くなりがちで、私は楽しんでるけど大丈夫だろうか…?と内心思っている。笑

しかしこうして参加者から素敵な感想が届くと安堵する。

写真は石原さんが撮ったもの。

セミナー後に質問を受けているところだが

この写真なんか好き。

感謝。