私がドイツ留学中に、心底ファンになったピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踊団。
(帰国し、自分の部屋にヴッパタールカンパニーブースをつくるほど)

実力派且つ個性派ダンサーが世界中から揃うダンスカンパニーで、その中でも一際存在感を放つ瀬山亜津咲さんに、私は一目惚れしました。

その瀬山さんと、夫であり元ヴッパタール舞踊団のファビアン・プリオヴィルさんが新作を発表するため、2人によるオーディションが開催され、受けてきました。

おとといポストに結果が届いており、私は出演ダンサーに選ばれましたー

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すごくすごくすごーく嬉しい

やったーーーーーーー

絶対に出たいと思って、手帳にも「出る」つもりで2/5に予定を書き込んでました。

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でもまさか本当に受かるなんて

当日はオーディション後、オワッタ〜って思ってたんです。

だって出来が…

踊りは当然頑張りました。

しかし知ってる人には分かると思うのですが独特な世界観というか、“人間味”を出すという部分こそがたぶん一番重要で、ダンサーとして発揮させなければいけない部分。

(なにかを超えたその先にあるもの、と私は自己分析しているのですが、)そこがこの方々の大きな魅力であり私が心をつかまされるところ。

でもそこが感触として全然ダメで、それで「あー落ちたわー」と思いました。。

自分自身を隠すつもりはなくても、さらけ出せない、萎縮してしまう自分。

それだけじゃなく、出された課題について、ちゃんと意図を汲み取れてなかったし、なにをすべきかを理解できてなかったし、、

こういうとき、理解力も対応力もオープンマインドも求められるものです。

だからこそ、自分はまだまだダメだと反省しました。

オワッタ〜と思いながらも、

「この舞台に出れたとしても出れなかったとしても、“自分がダンサーとして舞台に立つならばこういう存在感を出したい”という理想像は変わらないのだから、オーディションでの反省を生かしてそこへ努力しよう」

と考えていました。

でも舞台に立てることに…!

リハーサルの期間は瀬山さんとファビアンの近くにいれるわけなので、たくさんのことを吸収したいと思います。

成長する予感しかしないっ

今回のオーディションで間近に瀬山さんやファビアンのお手本(本当に素敵だった…)を見ながら、その質感を感じて踊れることができただけでもすごく嬉しかったのです。(難しくて全然出来なかったけど!)

実はオーディションの日・・・
また別の大事な撮影の前夜でした。撮影リハを行い、その足でオーディションに向かい、夜中に帰宅して、次の日早朝に本撮影に向かうという…(笑)

撮影に向けて、身体も精神もすごく準備していました。

この二日間は緊張MAXでした。

でもそれが良いタイミングだったのかなぁと思います。

彩の国さいたま芸術劇場はとても素晴らしい劇場です。

客席数もハンパない。
からなのか、チケットノルマもなかなかの枚数。
(私からチケットを買っていただけると嬉しいですm(_ _)m)

でもなにより

皆様には本当にぜひ見に来てほしいんです。

ダンスを知ってる人も知らない人も、こんな表現世界があるんだ、ということを多くの人に知ってもらいたいです。

私は私で、新しい自分、新しい表現に挑戦します。

(・・・まだ全容はまったく分かってないのにこんなこと言っちゃっていいのか?w)

2017年2月5日(日)
彩の国さいたま芸術劇場
13時〜/17時〜 (2回公演)
チケット5000円

皆さま、どうかよろしくお願い致します!

Pina Bausch 「Vollmond(Fullmoon)」

d56541cd42369379e90f5d76988ad2f1瀬山さんの踊りはダイナミックかつ繊細

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Pina Bausch 「Der Fensterputzer」8e89c38b7dd2f135284d9d4533840d6e

映画「PINA -踊り続けるいのち-」に出演されていた瀬山さん

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ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団についての瀬山さんのインタビュー

http://www.sankei.com/smp/entertainments/news/140119/ent1401190005-s.html

我が家に貼ってあるポスター08709fc7e523733be64277d559fda93c

私のパソコンの待ち受け838a73cda484cffd1d7bd9e4de6efc4f

なんとなーくこの画面に壁紙を変えた日、ちょうどその日がピナ・バウシュの命日だったんです。ご縁があったのかなぁと思うと…。

頑張るぞ!!

【ドイツでピナの作品を観てきたときのブログ】

「Der Fensterputzer」

「NELKEN」(カーネーション) 

「カフェ・ミュラー/春の祭典」