前記事についたコメントです。


初めてコメントします
いろいろあってバレエを辞めたいと思っていた時先生の生き生きとした踊りをみて、やっぱりバレエは楽しいんだと感動しました
最近また自分の踊りに嫌気がさしリハーサルが憂鬱だったのですが、ふと先生の踊りを観たくなり動画を拝見したら、なんだか前向きな気持ちになれました。密かにいつも助けられています!

本当に嬉しいコメントをいただき、胸が熱くなりました。

私は「ダンスには人を癒し、元気づける力がある」と信じています。

日本にいる時もたびたびこのようなお声を掛けていただいていましたが、忘れていました…喜びに立ち止まってる場合じゃないという思いもあり…。

でも自分の踊りが誰かの役に立てるのなら、

こちらに来て自信を失い、怪我もして「もう踊らなくていいかな」という気持ちにもなりましたが、

「まだもう少し踊ってもいいんじゃない?」、と赦されたような心地です。

ダンスを続ける人々(ここでは私の周りにいるプロフェッショナルの人々)は、それぞれいろんな理由や目指しているものを持っています。

私の場合、それらを見聞きしては自分がやっていることや見ている世界はちっぽけで次元が低いなぁと思うばかりでした。

でもやっぱり私の喜びは、

一ダンサーとして一人でも誰かを幸せな気持ちにさせたり、踊ることへの勇気を与えたりすることなんだなと思いました。

自分が努力をした結果が自分のためだけに終わらず誰かのためにもなるのなら、やる気が漲る私です。

自分のためだとどうしても行き詰まってしまいます。でもこうして応援してくれる方がいて下さるのは、本当に励みになります。私は幸せ者です。

毎日「早く踊りたい!」という気持ちが募りつつも

「もうプロフェッショナルを目指しても…」という気分にもなります。

一度崩れた“積み木”は、もはや元には戻らない、と。

でも強運により素晴らしい環境にいさせてもらっているため、新たに積み重ねていくことを決め、地道な土台づくりをしています。

土台づくりで下を向きながらも時々上を向く、そしてそのとき「誰かを元気づけるような、誰かを癒せるようなダンサーになった未来の自分」が見えたら、また地道な土台づくりに励めるというものです。

なると さん、本当にありがとうございました。


さて、コメントをくださった なると さんは舞台を間近に控えているようなので、

舞台前の心の準備

を書いてみようと思います。

舞台前は不安になりますし、自信を失いますよね。

私も毎回毎回、「あーもうホント踊りたくない!人様に見せられる踊りじゃない!」と思って落ち込みます(笑)

でもいざ舞台に立つ時には、

「とにかくこの身体を信じて、まだまだ発展途中だけど、今の最大限を出し切って楽しもう!」


と吹っ切って踊ります。

でも自信はなかなか持てない人が多いと思います。

その時は自分の力が出せそうな方向性はなにかをちょっと想像してみてください。

自分に対して、自分のために踊っても良いと思います。

身体への細心の注意を払いつつも舞台への礼儀・忠誠を尽くそうとするという考え方も良いかもしれません。舞台は神聖な場所であって、舞台に立てること自体とても幸せなことです。

また一つの手段として、

憧れのダンサーになりきって、「そのダンサーならこの舞台をどう感じながら踊るか」を想像してみてください。

それが私でも構いません(そしたらその時、私が乗り移るはずです♪)

トゥシューズを履く足も、全身も、痛くて悲鳴をあげているかもしれませんが、

踊り終わった後で自分がどんな顔でいたいか、どんな気分になっているかを想像してみて、

良いイメージを持てば、必ず実現します!

※これらは私がメンタルマネジメントトレーニングでやってきたことでもあります。

加えて、練習以外に実際に私がやっていたことも書いておきます。

  • 舞台前の願掛け掃除
  • 余裕があれば神社にお参り
  • お風呂でも身体を清めるように洗う

あくまで精神を落ち着かせるためにやっていました。気持ちが不安や自信喪失で落ちていなければ、より背中を押してもらえることになりますしね♪

身体のケアは書こうかどうしようか迷いましたが割愛します。

でも質問などを送ってもらえればお答えしますので、コメント欄でも、このブログの端っこにある「メッセージを送る」のところから、お気軽にお寄せ下さい!動画でも良いですよ!

今年の「D-Collection」が今週末のようですね。
出演者の皆さん、ドイツから応援しています!!!

……オマケ……

リハビリ中の私。

ふくらはぎの筋肉の形が良くなってきた♪

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