3月31日。
2014年度最後の日、ジョーくん(小田桐翔大コーチ)と今年度最後のセッションを行いました。
4月からスタートして1年間、24回のセッションを重ね、目標としていた舞台やコンクールへ向けて、仕事と並行しながらダンス活動を積み重ねてきました。
今まで私は大きなコンクールにチャレンジできる精神的な強さは持っていませんでした。やる気はあっても行動には移せなかった私が、最終的にはドイツへ行く決断をするなんて。本当に変革の年だったと思います。
それ以前から私は少しずつ活動の場を広げていたので、すぐそばで見てくれていた生徒さんたちからの応援やサポートはありました。しかし一気に加速させてくれたのは、メンタルコーチとのセッションが本当に大きかったと思います。
先週、1年間の目標にしていたコンクールにて自分の演技を踊り終え、夜の教えに向けてつくばに戻る途中でした。私は結果が出る前から予選落ちは確信していて、つくばに戻る電車の中で1年間のやってきたことが頭の中を駆け巡り「私、ここまでよく頑張ったなぁ」という思いと「疲れたなぁ」という思いで、涙が止まらなくなりました。
自分の中ではよく頑張ったと思います。でも結果が出せなかったのはその程度の努力だった、ということでもあります。意味がなかったとは思わない、けれど、その領域を目指すことに自分がこれからどう向き合ってゆこうかと。「バーンアウトってこんな感じ…?」と、そんな気がしました。
セッション最終日の今日、コンクールの振り返りをしつつ、「引っ越し作業がほんとにヤダ!」という話もしましたが、1年間を回想してたらやっぱりとめどなく涙が出てきました。
「1年間を振り返ってみて、そんな自分になんて言ってあげたいですか?」というジョーくんからの問いに、「お疲れ様って言ってあげたい」という言葉と共に、いくつか自分が学んだなと思うことが出てきました。
セッションでやってきた「自分の頭の中を誰かに話す」という行為は、苦しみを共有することでもあり、誰かと共有できた時にはその苦しみは半分になるんですよね。そして、喜びは、倍になる。
私がこの1年間で学べたことは、いつも一匹狼だったのが、人となんでも話せるようになったこと。つまり共有し合えるようになったことかもしれません。自分を受け入れてもらえたら、自分も人を受け入れられるようにもなりました。
もう一つ気づいたことは、自分の可能性を潰しているのは自分自身であるということ。希望を持つ。前へと進むためには、自分が自分に希望を持たないとー。
あぁ、良いこと学んだなぁと思いました。なのに、、、
コンクールが終わり、引越し作業も本当に大変で、4/3の舞台に向けての練習を重ねたいところですが、時間もないのは確かだけど正直なんだかモヤモヤしていて。鏡に映る自分の姿はなんとも言えない陰があって。良くないなぁと思いつつも対処法が分からず。
どんな時でも最終的には自分自身の問題だから、答えを知ってるのは自分しかいない。まだもう少し時間がかかるのかなと思うので、引き続き考えようと思いますが。
なんとか金曜の舞台までには調整して、満足のいくパフォーマンスをやろうと思います。
やります。
良い意味で切り替えが早くなりましたが、それもそれでどうかと思う今日この頃。私は不器用なままでいたいです。器用な人間にはなりたくない。だから、このままの私でいようと思います。
これからも、私は“一生勉強”を掲げて努力をしていこうと思います。
とりとめもない文章ですが、最後まで読んでくださってありがとうございました。
4月からも引き続き、小田桐 翔大コーチ、よろしくお願いいたします。
西園美彌