先週の2舞台が無事終わりホッとしつつ、次の本番は約10日後。
「山元美代子ダンスパフォーマンスvol.15 物×人×人×物」
身体、出来てきました。
今日は来年3月の舞台のリハを新国立劇場で行った後、この舞台のリハでした。
今の身体の感じに喝を入れ、絞るために今日はほぼ飲み物だけで過ごしました。
(良い子は真似しない)
身体を巡るものが「あ~濁ってる~っ」て感じだったので。
やはり食べずに動くと感覚が敏感だし自分の身体の声が聴きやすい感じがします。
夜は食べます。レバーとか!
最近少しお菓子を食べ過ぎました(反省)。
食べる時もあっていいけど、もう身体が飽和状態だと感じるので、ここからはどんどん絞りたいです(希望)。
新国の春祭は体力・気力がものが言う作品。
まさに「心・技・体」を鍛錬している。
しかも一流のダンサーたちと。
幸せです。
最近まで「一流のダンサーたちは一体どんな練習やアップをしてるんだろう」と「とにかく、くらいついていくつもりで!」と思っていたのに、
他人を見ることなく、自分のやるべき事(ウォームアップなど)をやる、準備をする(確認など)、先生の指摘に対してしっかりと反応する
といった行動をとっている自分がいつの間にかいてハッとしました。
溶け込んでいる・・・∑(゜Д゜)
「人がどうとかじゃなく、自分自身がどうなのかということ。」
…ここまで来たということか、と思いました。今後も自分の可能性を信じて進みます。
リハーサルは毎回前日から気合を入れて臨むほどの緊張感を持ってやっています。
大人になってもこんな緊張感を味わえることは財産であり幸せなことだと思っています。それだけの先生が目の前にいて指導していただいている。切磋琢磨の環境。
ー 作品のために、自分はダンサーとして何ができるか。-
全員がそのことに真摯に取り組んでいます。
ただがむしゃらにやるだけではなく周りを巻き込んで感じ合い、熱さを持ちつつも冷静に対処する。したたかさも必要。動きの中に意図や目的を持つ。
身体を100%使い切ろうとする姿はやはり素晴らしいと私は思います。でも子供ではなく大人としての存在感で。
私は自分自身の身体でそれを舞台で出せるよう、とにかく練習あるのみだろうと思っているので、頑張ります!
今日ミストレスの先生に言われた言葉。
「ダンサーとして振付られた踊りを踊るだけであっても作者の意図をくみ取り自分が創った作品の時と同じ態度で臨むこと。」
身に染みて感じているのに、動きでいっぱいいっぱいになり、つい忘れがちになってしまう。
情熱的な先生方ばかりで毎回が熱いリハーサルです。
場所を移し、
山元先生のリハーサル、本番まで2週間を切り佳境に入ってきました。
流れを確認する練習や、一つ一つの動きの質を確認する練習、人と合わせる練習などをしていきます。
山元先生の作品はモダンの中でもきっちりと“型”を求める先生なので、そこに自分の身体をはめ込みます。
バレエで育った私は“型の習得”はなんとなく心地の良いものを感じます。
シーンの中には型の中からの爆発も求められているシーンもあります。型は型、エネルギッシュなところはそこを見せていく・・・
私に課せられた部分は、責任もってダンサーとしての役割を全うできるよう頑張りたいと思います。
「みやちゃん、やっと良くなってきたよ
!」という先生の言葉に救われます。
新国のリハも山元先生のリハもかぶっていたダンサーの友人と、一緒に移動しながらダンス談義をするのもまた楽しくて。
彼は間違いなく舞踊界を牽引していく存在となるであろうと勝手に思っている私ですが(笑)
その彼と
舞踊というかけがえのないのない伝統文化・芸術の世界を
ダンサーとして どう輝き
人として どう捉え
指導者として どう教育していこうかと
熱く語り合うのでした。
幸せな日々に感謝です。
チケットのお問い合わせ、まだまだ受付中です!!!!!!
「山元美代子ダンスパフォーマンスvol.15 物×人×人×物」
出演:
冴子、櫻井マリ、ハンダイズミ、高橋利枝、西原沙矢香、伊藤友美、森美津子、木許恵介、山本裕、山元美代子、西園美彌
日時: 10/31(金)15:00~/19:00~ 2回公演
場所: 日暮里サニーホール(日暮里駅から徒歩7分)
チケット: 3000円