こんばんは

今日はスタジオでは配役決めテストでした。

半期に一度のテストは、半年間の成長を確認できる良い機会です。

私とえみこ先生、
配役に意見が割れる部分もありつつ、最終的には二人の納得のいく配役で決着しました。

今年の発表会は「くるみ割り人形」!!

D-Life全体としてなるべく不公平のない発表会にしつつも、生徒一人一人が日頃の努力の成果を発揮し、輝ける舞台にしていきたいと思っています。

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さて、報告が遅くなりましたが

9/1、ティアラこうとうで行われました舞踊作家協会主催の公演、

無事に終えることができました~

8/22・・・コンクールの結果を受けて作品や振付について猛省。また、場所の狭さと作品の中身を構築し直す。

8/25・・・照明合わせ。
15分作品として照明の先生と舞台監督さんに披露。動きとしてはまずまず。しかし、、、

新「Butterfly」を見ていたダンサーの方々に「初演時の方が、なんか良かった」という言葉に焦る私

テーマ、やりたい事、見せたい事、作品に込める想いなどをもう一度考え直し、、、変更!

人の意見に流されない意思の強さと客観性がもっと欲しい!!
と心底思いました。。

9/1・・・本番!
出番が一番だったためゲネプロも一番。

当然小屋入りも一番でした(笑)
誰もいない楽屋でウォームアップとお化粧。

…バレエの体を作り過ぎると動きに硬さが出てしまうけれど軸づくりと芯の通った体をにはしないといけない。そんな感じでこの日のウォームアップはなかなか難しい。。。

毎回、毎舞台、

その日の体調や筋肉の状態によってウォームアップを変えます。心がどんな反応を示すか、身体の声は、、ということにどれくらい時間がかかるかは動き出してからでないと分からないため、私は余裕を持って小屋入りします。

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ゲネプロ前。

劇場入りした折田克子先生に先日のコンクール作品についてお聞きすることができました。(審査員だったので)

・・・私の感じたこと、コンクールを見た知り合いのダンサーの感想、そして先生の感想は一致していました。

やはり舞台に出す前に、誰かに見てもらわなければいけないんだー

練習の仕方の問題ですね。。。

終わった後では、意味がないのだ。。。

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さて、それを聞いてからのゲネプロ。

予め照明案をもとにプログラムされた照明から、私がその場で希望の照明とタイミングを伝えながら、作品の照明は作られていきます。

確認後、一本通し。

通した後、

「フェードアウトはさっきのタイミングではなくて、さっきより10秒早くして下さい」
「あそこの照明はもっと明るく…」
「ここでこの動きをするのでこの動きのタイミングでこの照明に…」

このようにして踊りながら違うなと思った箇所を照明の先生に伝え、最終的に作品として出来上がっていきます。

舞台や作品を作るというのは、一人じゃできないんですね~

しみじみ…

ゲネプロ終了後の各先生方からのご指摘は以下の通り。

・初演時よりよくなっていた。
・羽織りものを脱ぐところがちょっと違う。

・目線と客席への伝え方がよくない。
・静と動をはっきり。

・照明合わせの時の作品の方が良かった。

ゲネプロの映像に加え照明合わせの映像を見直し、本番での動きにまた改良を加えることにしました。

さて、本番…!!

踊り切った!!が、

正直、心残りが・・・!

でも、今回福岡から母が見に来てくれていたのですが

その母が「見れて良かった。」と褒めてくれたので、その言葉に救われました

母は初演時のButterflyは映像でしか見てませんでしたし、その時よりも作品としての重みは濃くなり身体はキレていたと思うので、

「今の私!」というものをこうして見せることができたのは良かったと思います。

また、中高の同級生も見に来てくれていたのですが、作品についてや私についていろいろと感じてくれたみたいで

「これはもっといろんな人に見てもらいたいと思った。これで終わるのはもったいない。」

と言ってくれました。

本当に嬉しかったです

今の私は今までで一番よく動けています。俗に言う「あぶらの乗った」時期かなと。

いつ曲がり角が来るか分からないし、体を壊すことも考えられる・・・

もうとにかく

「今でしょ!!!」って感じです(笑)

エネルギッシュに踊るのも、そしてそんなよく動く私の体を見ていただけるのも

「今でしょ!!!」

このButterfly・・・またどこかで踊れると嬉しいな…

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作品が作品として成り立つために必要な要素はいろいろあると思います。

動ける身体×間や呼吸×作品づくりのセンス×世界観

今回やってみて見えた課題がありました。

やはり本番の舞台にたってこそなんだなと改めて思いました。

“新しい自分”は本番にしか顔を出さないものなんですよね。

人間はそんなに自分に対して厳しくない。
厳しい状況に立たせてこそ成長するのでしょう。

今後ともどうぞよろしくお願い致します!!

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いろいろ目白押しですが

本日より、

1月の都民芸術フェスティバルにて上演される折田克子先生の作品のリハーサルが始まりました!!!!

また難しい動きばかりで、自分の身体と向き合ったり、いろんな事を回想させたりと初っ端から充実した時間を過ごしました。

そして今回もまた出演者が・・・

現代舞踊の世界にほとんど無知な私なので、コンクール常連の人とかも知らないのですが、

リハーサル終わりで雑談してたら今日初めて見た子の経歴聞いてびっくり。

「あの子とあの子はコンクールで一位とりまくってる子だし、あの子はジュニアで確か一位とってたよ。」

・・・(゜Д゜)ポカーン

またたくさんの刺激を受けて成長するぞー!!

ワクワクするー!!

 

ではこんなところで。