たくさんのこと(主に哲学的なこと)を考えてしまう私のような人間にとって、考える時間が与えられているのはある意味とても幸せなことです。
(思考の種類がもしマイナス方向であってもどんどん進んでしまうので方向がそっちだと結構しんどいことになるのですが、、、)

とにかく日本ではない場所にいるというだけで様々なことを感じ考えてしまいます。もう10ヶ月もいるわけなので溜まりに溜まったものがいろいろあり、年齢的にも物事への見方や人生観がぼうっと見えてくるもので、今はまとめの時期、、集約されてきたものがあります。それらは思いつくままにiPhoneのメモ欄にいつも書いています。いつかブログなどにまとめて公開しようかなと思ったのですが、受け取る側(読者)のことを考えると、私をダンサーとして見ているか、先生として見ているか、一般人・常識人として見ているか、どのように見ているかで受け取り方が変わるだろうと思い、なかなか書けずにいます。

こうした私の得た経験、今のこのもどかしさ、それらは「バカの壁」にすべて書いてありました。そうそうこういうことよねって、私が感じていることが、きっと私の言葉よりも分かりやすく載ってあると思うので、まだ「バカの壁」を読まれてない方はどうぞ。

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自分の言葉で書きたいのはやまやまなのですが、やはり言葉足らずとは恐ろしいもので、誰かを敵に回すことになりそうだし、誰かを傷つけることになるかもしれないのです。

自分の意見を持つことは大切。
でも子供たちに「自分の意見を持つことは大切だ」と言いながら、意見が違ったり態度が悪かったりすると批判的に受け止め、言葉遊びのように揚げ足をとるような人々が多いネット社会ではなかなか公表しにくいですね。それに、意図したことが伝わらなかったりすることの方が多いものです。だって、人間だもの、ね。感覚感情価値観は千差万別です。

だから、やはり思いというのは、大っぴらにするものではないのかもしれないですね。それか、抽象的に、例えばダンスに込めて、表現すればいいのかもしれないですね。

そういえば私はダンサーでした(笑)

抽象的であればあるほど、見る人それぞれの感覚的な領域に踏みこめるものなのですから。言葉にしないことも大切なことがあるものかもしれませんね。