何事も居付いてはいけない


すぐに手放す


欲しいと思うのは自然なこと


それを手に入れようと躍起にならないように


欲しいものは勝手に向こうからやってきてくれる


それに執着しない


人事を尽くして天命を待つ

   



どんなに才能があろうと


ちょっと「君いいね」って褒められたり引っ張られたりしようとも


才能を育てるのは自分自身


継続し続けられるかどうか


情熱を持ち続けられるかどうか

  



身体のことが知りたい


とにかく知りたい


この好奇心の渦の中に沈みながら光を見出だすのが好きだ


もっと深く もっと清く もっと美しく…

   



自分の中の小さな変化


それは確かな成長への一歩であってそこを通らなくては次のステージは上がれないもの


だがそれは他人には減退や低下に映るかもしれない


そのとき、自分をどこまで信じ、信頼できるか


自己評価は慎重に。 自分の感覚を信じ、疑うこと


他人の目を信じ、頼り過ぎないこと

  


もっと圧倒的になりたい

  



やり方を間違う可能性もある


失敗する可能性もある


だから早い段階で何度も試す必要がある


失敗を経験しなければ、正解も成功もわからない


失敗を恐れて考えばかりではなく、具体的に動くこと

  



言葉に出来ない美しい世界がある


言葉にしてしまうと消えてしまう美しさを知っている


でも言葉にできないと人にはその存在を知ってもらえない


あぁもどかしい


もっと追求しよう


感覚がもっと深まれば出てくるかもしれない


自然と出てくるまでやめない

   



人間は触れているものと同調する


硬いものを触っていたら硬くなるし


柔らかいものを触っていたら柔らかくなるし


繊細なものを触っていたら敏感になる


無機質なもの(機械・スマホ)ばかりに触れていたら身体は無機質になり


そのうち心もそうなるだろう


自分の身体でいい


柔らかいものに触れよう

  

Sentence 西園美彌 MIYA NISHIZONO

Dance 西園美彌 MIYA NISHIZONO

Photo 杉村友弘 TOMOHIRO SUGIMURA