先日、姉が本屋でこんなものを見つけてきてくれました!

PINA BAUSCH
und das Tanztheater Wuppertal」

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超大っきくて分厚い本です。

この本、

姉が本屋で見つけてすぐ私に教えてくれたのですが、後日私が本屋に行くとそれらしいものが見つからなくて「売られちゃったのかぁ~」としょんぼり帰ってきたのですが、次の日姉が行ってみたら見つけて買ってきてくれました。

想像以上の美品
なぜか半額以下で売っていたそうです。

側面は鏡のように光るシルバー加工。

b7a84ccebacf3c29a6e6c25047953789中身は英語とドイツ語です。

私は物との出会いもご縁だと思っています。

私が本屋で見つけられなかった時は「ご縁がなかったんだな」と思ったのですが、こうして私の元へ来てくれた・・・

勝手に運命を感じています

さて

先日、姉と話をしていて、2人で数分間涙が出るくらい、大笑いしました。

【涙が出る】
私の分析によると、涙が出る時というのは一種の“解放の瞬間”。
大自然に抱かれた(いだかれた)と感じた時に思わず涙が出るのも、素晴らしい舞踊を見た時に思わず涙が出るのも、なにもかもが疲れた時に思わず涙が出るのも、“究極の脱力”状態に陥った時ではないかなと。だからこそ「涙はストレス発散」と言われる所以ではないか。

つまり何が言いたいのかというと、こんなに笑い転げるほどの笑顔も涙も、数年家族に対しては見せてこなかった私が、思わず緊張が緩んでしまった、ということが大きな変化だなぁと感じたわけです。

私が家族に対して心を閉ざし始めたのが15歳…若干今でも続いているわけですが(つまり私は現時点で人生の半分の期間、家族に対して心を閉ざしてきました)、

会話の中ではなぜ私が家族と話しをしたがらないのかという理由の一つを話していて

そのときの私の説明のあまりの的確さと分かりやすさに、


姉、爆笑。

つられて私も、

大爆笑。

(こんな説明だときっと伝わらないですね…)


ミュンヘンに来て幾度となく考えているのは

ー私がドイツに来た理由(わけ)とはー

今回、その答えの一つに

「ドイツに」来たというより
「姉がいる場所に」来た?

があるのではないかと。

これまでの私の人生のターニングポイントは、いつも「自分で決めた」というよりも「何かに導かれた」と感じるものでした。

なぜか無性に駆り立てられる、またそこへ向かうエネルギーが不思議と湧いてくる。だから「きっとそっちなんだろう」と後から頭で理解し、解釈してきました。

今回の留学も、日本にいるときからずっと「なんでドイツなんだろう?」と自問自答していました。

もちろん姉がいなければ英語もドイツ語もできない私がドイツまで来るわけないんですが(笑)

なにはともあれ、留学についての心配事の70%を占めていた「姉の家で姉とうまくやっていけるか」という気持ちは解消されました。

(実際、姉夫もそこを本当に心配していた)

こうして順調に事が進んでいて快適に生活していて

自分の人生や運命を俯瞰して

「そもそもお姉ちゃんは私を来させるためにドイツに来たんだろう」

と解釈している私です←ポジティブ(笑)

つづく・・・