報告が遅くなりました~!
無事に東京芸術劇場にて行われた
都民芸術フェスティバル2014現代舞踊公演
を終えることができました。
寒い中遠くからお越しいただき、多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。
ありがとうございました~!!
折田克子先生の作品に出れる幸せ。
メンバーにも恵まれ、本当に楽しかったです。
本番、なぜか緊張はしませんでした。
ただ今回、私の立ち位置は一つのグループの一番前で集団を引っ張る存在だったこともあり、音取りが複雑なところをギリギリまで確認していました。
「とにかく次元を高く・・・」
作品が違えば身体と精神の持っていきかたも違うもの。
その都度、身体の状況も全く異なります。
今回は今回でまた違う自分がいました。
身体や行動が先にあり、後から頭で考える。
その方が自分に正直だと思います。
私は小さい頃から「頭で考えて行動しなさい!頭で考えてしゃべりなさい!」と言われて育ちました。多くの方がそうだと思います。
今は、私は自分が心地良いと思うところへ向かうには
むしろ身体の反応が先にあった方が良いと思っています。
舞台活動をするにあたり、最も幸せを感じるこの小屋入りから本番までの時間。
自分のわがまま、思うがままに行動する。
最高のパフォーマンスを生み出すため、舞台のため作品のために時間を費やす。
舞台上でのストレッチや練習、(友達とのおしゃべりなんかもw)、至福の時です。
毎度多くの収穫があるものですが
前回も一緒に踊ったこころちゃんと今回ですごく距離が近まり仲良くなりました。
ダンス談義ができる仲間というのは実は少なく、ダンサーとして女性としてもとても尊敬できる人です。
楽屋も隣の席でぺちゃくちゃしゃべりながらの3日間でした。
今回、多くの一流ダンサーの揃った舞台でした。
様々なダンサーの一面を垣間見ることができ、やはりパフォーマンスが一流ならば、日頃の小さな行いも、一流なのでした。
挨拶ひとつとっても礼儀正しく、舞台へ向かう姿勢も、髪型やメイクもあらゆることが素晴らしい。
自分の意識も高まるというものです!!
とても勉強になりました。
見に来てくださった方々からも感動的な感想をたくさんいただきました。
・気がついたら泣いてしまっていました。今でも思い出したら涙が出てきます。
・西園先生の目力に圧倒され、今も昨日の余韻から冷めません。
何度も私を起用してくださっていた美代子先生からは
・美彌ちゃんは群舞の先頭に立ち、大したもんだと思いました。克子先生の独特の癖のある動きをよくこなし、さすがでした。
と。嬉しいです!
70周年記念公演の「梟」の作品から、今回の「杜の譜」へと、どちらも観に来た方や、前回出演して今回は観客として観に来た方々の多くは、
・同じ人がつくってるとは思えないほど全く違う作品だった。作品としての振れ幅の大きさ。さすが克子先生、、、
という意見。
現代舞踊界の巨匠、折田克子先生。御歳76歳。
今でもこうして作品を創り、ご自身でも踊られ、まだまだ観客を魅力させていることに多くの舞踊家の方々が息を飲んだそうです。
そんな先生の近くにいれる私は本当に幸運です。
先生の指導はとにかく細かく熱心。
~下半身を鍛えなさい。そうすれば上半身は軽くなる。~
毎週リハーサルの前にはバーレッスンや技術レッスンが行われています。
私の身体イメージや意識は先生のレッスンにより変わりました。
まさに、目から鱗。
踊りを追究することにゴールなどなく、その美しさは尽きることがありません。
私はまだまだ上手くなりたいと思っています。
指導者としても成長したいと思っています。
身体と向き合い、自分自身と向き合い、舞台活動を続けながら
これからも舞踊界の一員として私の役割を全うすべく精進していきたいと思います!
舞台活動はもっとやりたいところですが私は教えをしながら細細と、、、というペースになります。
今回公演を経て、3カ所からオファーが来ました。繋がりに感謝です。
また、今後もD-Lifeイベントや自分への挑戦などというものもあります。
2014年は上記の他に3~5つの舞台が。
身体を大事にして、今年もパワーアップしていきます!!
2/11(火・祝)DAS合同発表会まであと少し!!
栄養と休養をしっかりとって寒さになんか負けないぞ~!!!!