10月31日(金)「山元美代子ダンスパフォーマンス vol.15」
日暮里サニーホール
1日2公演、無事に怪我なく踊りきることが出来ました。
お忙しい中、足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました!!
嬉しい感想をたくさんいただけて、出演できてよかったと心から思えました。共演者の方々からはたくさんの刺激をもらい、美代子先生からも熱いご指導もいただけて、踊れること・舞台に立たせててもらえていることへの感謝の気持ちでいっぱいです。
物と関わること、作品の意図と自分の在り方・役割に対して真摯に向かい合うことを目標として、自分としてはドカーンとやったつもりです。
約2年ぶりの先生の作品で、ダンサーとして作品の中に出せる力を惜しまず出す・身を投じるという姿勢は変わりませんが、2年前からの自分の変化をいろいろと感じました。
最近、新しく身体をつくりかえています。身体の使い方に対する自分の中のイメージやシステムの組み替え・心の持ち様etc.。より正しくより自由で雄弁な身体にしたいです。
身体の改革を行うというのは、野球で言えばバッティングホームを変えたり、陸上選手のランニングフォームを変えたりするのに近いと思います。中学の頃から身についた自分自身の身体へのイメージを変えないといけない!と感じて数ヶ月。
ダンス時間・私生活時間それぞれの心と身体の保ち方。自分の身体を観察し、想定内の変化と想定外の変化からバランスをとりつつ。。自分が出来てると思う感覚が変化するため、良し悪しが分からなくなります。そんな時はビデオで自分の動きを確認したり人の評価を頼りにしたり。
今回、いい成果を得られた身体改革が出来ました。でもこの感覚はすごく繊細で、維持継続はこれまで以上に気をつけないとなんじゃないかなという気がしています。感覚もだし、体型維持が。。。
踊れば踊るほど分かることがあり、それとは関係なく変化するものもあり、目の前に人がいても手に物を持っていてもその都度違う感覚を発見したりしていて、心と身体は常にイタチごっこ。そんなイタチごっこをどう楽しめるかなんでしょう。でも意外と見えてくる答えというか、大事なことというのは、とてもシンプルなことだったりするもので。変化をするけれども変わらないものが核としてあればそれでいい。それがいい。
怒涛の3舞台の10月が終わり、Happy Novemberが始まり、気合十分。
懐かしい再会に新しい出会い、新しい取り組みに新しい挑戦。
来週はコンクール、その次の週は新作(自作のソロ)発表会。
どきどきわくわく、こつこつちまちま。
10月中はずっと体調が思わしくなかったのですが、11月にはいり、急に調子が良くなってきました。
身体がエネルギーを蓄えたかったのだろうと解釈し、勢いの出てきた今、さらなる飛躍と深化のために日々精進したいと思います。