先日、とある舞踊関係者の方とお食事をご一緒させていただきました。
その方がその時の私の様子について、彼のブログにこんなことを書いてくださっていました。
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お目にかかったその子は、良い意味で僕の期待を見事に裏切ってくれた。
「感性」がはじけているのである。
「哲学」と「想像」が言葉と表情からあふれ出てくるのである。
それでいて立ち居振る舞いはしとやかにかつ優しく、あえて言うなら「静寂の美」を感じさせるような、最近の日本人が失ってしまった美しさを備えたお嬢さんだった。
久しぶりに楽しいひとときだった。
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このブログを読んだときちょうど落ち込むことがあり、自分の昔からの課題、自分勝手な言動、それがまったく成長していなかったことにより起こったことに、落胆していました。
頭を整理し、でも眠れなくて、なんとなくこの方のブログを立ち寄りました。
この方はつくばの老舗の舞踊研究所を主宰されている方です。私にはもったいないお言葉・・・涙が出そうでした。こんな風に私を評価してくださる方がいるなんて、と。
この方と私はこの時が初対面でしたが、実は2年前にたまたま私の振付作品をご覧になっていたというのがその食事会を企画した時に判明したそうで
「あの作品、とても印象に残っていた。まさかあなたの作品だったとは。」と。
それが写真の「優しい嘘」でした。
(撮影:杉村友弘)
さらに、2年前の今日、私はこのブログに「優しい嘘」ソロパートをコンクールに出して入賞したときの副賞が届いたので、その写真をアップしていました。
今日という日や私がタイミング良くこのブログを読むというのも、なんだかダンスの神様に応援してもらえてるのか…?こうして誰かが見てくれているなら、頑張ろう…頑張らねば!と思えたのです。
自分の舞踊人生、応援してくださる方に囲まれていて本当に有難いです。
自分自身をより良いものにするために、前を向いて、コツコツと歩みを進めたいなと思います。