Miya Ballet Classとは月に1〜2回、つくばカピオにて開催している西園美彌のオープンクラスです。
私の知識と経験を余すことなくお伝えすべく、「バレエ(基礎・入門・初級・中級など)」「じっくりストレッチ」「ボディコンディショニング」「コンテンポラリーダンス」などを開講しております。
私はどうしたら皆さんに分かりやすく、楽しく、「わあ!私にも出来た!」という自身への成長や可能性を信じるきっかけを与えられるかと日々考えています。
お陰様で多くの方のご支持をいただき、毎回盛況です。
レッスン内の説明は私自身が常日頃自分のために行っていることや考えていることであり、必ず自分の体験を通してお伝えしています。
不器用なところから上達させてきたし、怪我もしてきたし、太ったり痩せたりしたし、メンタルの浮き沈みや気圧の影響、ホルモンバランスによる骨盤や全身の変化まで、自分の体と対話しながら生きているこの能力を人々の役に立つことに使えたらと思ってきたため、「いつもわかりやすい」との声をいただいております。
仕事がぜんぜんなかった帰国直後。外から仕事が降ってくるのを待つのではなく「ないなら自分で機会をつくってしまえ!」ということで昨年7月より始めました。
…この時も周りの方から「美彌先生は自分でやった方が良い、出来ますよ!」と促されてのことでした。ドイツへ行く前のMiya TシャツにエクササイズDVDに、、背中を押してくださる方々に支えられており、本当に感謝しております。
さて、おとといのMiya Ballet Classについて。充実の一日でした。
ボディコンディショニング(骨盤、股関節)および(肩甲骨、肩関節)クラスではソフトボールを用い、骨を動かすこと、じっくりと身体の奥の方に変化を起こさせることを目指しました。
・生まれて初めて縦開脚ができた!しかも気持ち良い!
・身体が軽い!
・骨が動くのが分かった
・いつもバレエの先生から言われることの解決の方向性が見えてきた
などなど、感動の言葉多数。
…西園美彌、幸せです╰(*´︶`*)╯♡
コンテンポラリーダンスクラスでは背骨を魚のように柔らかく動かすボディトレーニングや二人一組で行う"コンタクト"も取り入れてみました。最後の振り付けは床をはうような異生物のようなやや難しい動きだったものの皆さん果敢にチャレンジしてくださり良い汗をかいていただけたかなと思います。
・つくばにコンタクト系やコンテンポラリーダンスを開講してくれる人がやっと出てきてくれて嬉しいっす!
という男性の声も。
バレエは型を守りつつ正しい身体の使い方、美しい動きを学ぶ時間に。
コンテンポラリーダンスは身体を自由に動かしたり様々なな動きを通して脳も体も新しい自分と出会う時間に。
次回もお待ちしております。
来月は6月18日(日)9~17時です。
メール配信をご希望の方はmiya.b.tsukuba@gmail.comまで。
またこの日は西園美彌講演会のチラシを見て私に興味を持たれた大学生の方がいらっしゃってくれました。嬉しいですね。少しずつでも、新しい方が入ってくださるのは。
良いものをどんどん、伝染させていきたい。
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昨日はプライベートレッスン(高校生)と筑波大学ダンス部へのバレエ指導でした。
プライベートレッスンでは「膝が伸びなくて先生からいつも注意される…」という悩みを解決。その子は解決策はお尻の筋肉をほぐしてあげることでした。あとは表現の仕方、腹筋の使い方、踊るときの意識の置き所を指導。踊りが別人のようになりました。
「大変有意義な時間でした」とレッスン後にお母様からメールをいただきました。指導者冥利に尽きます!
そして夜はダンス部へのバレエ指導。
毎回、みんな真剣そのもので一生懸命で。可愛くてしょうがない笑
レッスン後にも「美彌先生、見てください!」とか「相談していいですか…?」と私の元へ来てくれて。もう可愛くてしょうがない笑
コンテンポラリーダンサーの多くはバレエの基礎の必要性を感じつつも、「苦痛」「嫌いな時間」と言う人が多い。だから私のバレエは「苦しむバレエ」にならないように、「心地良い、動きやすくなるバレエ」の時間にしてもらえるよう心掛けています。正しく使えば足はどんどん上がるんです。動きは大きくなり、表現の幅は広がり、さらには怪我を防げます。リズム感や音の捉え方も重要。一人一人の努力もあってこそですが、身体や踊りへのヒントを与えられたら本望です。
(ソフトボール、ダンス場にて)
…………………
「私自身がいつまでも成長をやめちゃいけないなー」
と、指導の楽しさを感じる度に思います。
同じことを繰り返すだけでも指導は出来てしまう。でも良くも悪くも私は自分のエネルギーが人々にすぐに伝わってしまうため、気をつけています。
良い感情も悪い感情も、正のエネルギーも負のエネルギーも。(隠し事が出来ないタイプ…)
だから私自身がまず身体を感じていること(お手本で)、そして楽しんでいること。それが私の指導スタイルです。
でも基本的にネガティブ傾向が強いのでよく落ち込んでは自分を奮い立たせて気合を入れて!というサイクルで生きていますが、最近はメンタルが強いとか弱いとかではなく「コントロールすること」かなと思うようになりました。だから冷静に自分自身を捉えて、分析し、基本をやり込むこと。そしてちょっとしたチャレンジで、ステップアップしていく。…この繰り返し。1つの物事に対しても、人生の歩み方も。
私は目の前の物事に、丁寧に向き合う生き方をしてきました。
人からは「そんなんじゃ甘い!」とか「ったくトロいんだから!」とか「もっと周りと歩調を合わようよ」とかいろいろ言われてきましたが、「私はこの生き方で良いはず」と信じてここまできました。もちろん社会的動物である人間として人と共に生きる上で必要な部分は改善させる努力はしています。不安と挫折、自分から人が離れていく恐怖も味わいながら、そのたびに少しずつ自分自身や周りの人を受け入れたり感謝したりして、今のスタイルができました。
「この生き方をしてみて、社会に必要とされなければ、淘汰されてしまえば、それまでのこと。それで生きていけなくなってしまったら仕方がない。そうなったらその時考えよう。それでも良いから私はこの世でこの生き方でチャレンジしたい。」と。…かなりの賭けの人生ですよね笑
周りや家族には心配を掛けた(掛けている)と思います。
でも気がつけばいろんな人から「美彌さんは魅力的ですよ」と言ってもらえていて。
人々がいう魅力って何なんでしょう。
人生の成功って何なんでしょう。
でも失敗したら失敗したで「こんな生き方しちゃだめだよ!」っていうことを社会に伝えられたらいいわけで。
成功したら「こういう生き方もあるんだ」って1つのモデルとして思ってもらえたら。
ドラマや映画を見ているように、疑似体験してもらえたらいいかなって。
―西園美彌を生きること
―ほんの少し社会の役に立つこと
―自分が幸せだと思う日々を過ごすこと
ありがたいです。
皆さんに支えられているからこそ。
だからこれからももっともっと自分のこと、身体のことを研究していきます。
全ての人に愛を。
美彌