前回のブログに、多方面から様々な反応が。

読んでくださった方、コメントやメッセージをくださった方、本当にありがとうございました。

 

皆様の優しさに包まれて…

西園美彌は元気です。

 

ブログに書いた私の考え方や捉え方。

人それぞれ置かれた状況も経験も価値観も違いますから、いろんな受け取られ方をするだろうなと思っていました。

良い受け取られ方ばかりではないだろうと。

 

こうして外に出すことは私の甘さも弱さも露呈するわけなので、多方面から指摘を受けた後で「うわぁ、私、だいぶ恥をかいてるわー」と思う部分もありました。

 

でも今回、今までの自分にはなかった視点や意見をもらえる機会に。

 

 

「彼がいる=甘える関係ではない人付き合いや、周囲の人と切磋琢磨できる人間関係が必要」「知っている人、家族、心を許す人は、安心する場であってそれは甘えとは違う」と指摘してくださった方もあり。

言われてはじめて、あーそこかぁ…それだぁ…とカウンターパンチ食らったような心地に。やはり私の問題はこの根本なのだなと思うに至りました。

 

こういう指摘をしてくださる方がいる有り難さ。感謝しかありません。

 

 

「芸術という終わりのない世界」。やはりそんな世界だからこそ魅力を感じます。その世界が好きだから、私は今もこうして踊っているんだよなぁと思い出したり。

 

 

紆余曲折を経て今がある高校の友達からの「また、磨き直そう。」の言葉にも、そうだそうだ、磨こう…少しやり方を見直して磨き直したら、新しい自分に出会えるかもしれないよね…と、一歩を踏み出す力をもらいました。

 

 

ダンス関係者ではなく一般就職している友人からは「自分の職場に置き換えてみても共感できる部分がたくさんあるブログでした」というコメント。

そう、この記事は踊りとは関係ない人に読んでもらいたい気持ちもありました。今回のことは就職活動をする人にも、なにかしらの組織に属している人にも、いろんな場面に繋がるのではと。私だけの学びにせずに、読んだ人の学びに繋がれば幸いだなと。だから嬉しかった。

 

親戚のおじちゃんからは「絶好のチャンスは最悪のタイミングでやってくる」という言葉。

そうだよな…その絶好のチャンスを掴むために、いつでも来ていいような準備をしておこう…!と燃えてきて。

 

オープンクラスの生徒さんからも「『残念なことが起きたら次は良いことが起こるよ』って美彌先生いつも言ってるじゃないですか」と言われ、そういえば人にはそう言ってたわ…と思い出して。

 

「美彌先生が元気そうで良かった(^_^)」と。

 

…みんな、優しい人ばかり…

 

感謝。

 

 

とにかく今回のことのお陰で

 

「今、役をいただいている作品・舞台を、とにかく大切に誠実に向き合わないと!!」

 

という気持ちが強くなりました。

 

目が覚めました。

 

 

感覚的で変な話ですが、表面に出てきていた眼球が後ろに引っ込んだ感じがします。

今日は踊っているときの表情に対して「美彌ちゃんの目が開いてきた」(誉め言葉)と言われました。

なんか、今までよりも"上"から自分を感じます。

 

 

身体とメンタルとの関係を自分の身体で研究してきている私ですが、あれから身体の違和感がありました。

 

ショックやストレスからくるものとは種類の違う"なにか"。

 

寝ても治らない腸の調子の悪さがあったので、腸がメンタルに及ぼしている影響を考え、

 

ここ最近の食生活を見直すと野菜不足かもと思ったので野菜を食べ、発酵食品を食べ、サプリメントも利用してみました。

 

するとなんとなく調子がいい気がします。

 

メンタルへの食事の影響、大きいです。

 

こういうときこそ、生活を正すのが一番良い方法ですよね。

家の掃除もしました。

 

今日のリハーサルは食事の効果もあってか良い集中力で身体もよく働いてくれました。

 

踊り込みの期間に入った今月末の舞台のため、肉体改造中。

 

改造…というのは、例えば

 

・重心を低くする

・軸を太くする(ちなみにバレエは細くする)

・足を狭めて反れる身体にする

・肩甲骨の稼働域を上げる

・筋感覚を上げる

 

など。

 

食事、習慣、手の指足の指、ケアにコンディショニングetc.

 

 

いつものことですが、

 

【どうしたら振付家の求める質感を表現できるだろうか】

 

とあれこれ自分なりに考えます。

 

作品の理解…

高めるべき質感の方向性…

 

 

繊細に、敏感に、

肌感覚で感じ取って、

それを一瞬の出来事とせず

再現できるように積み重ねなければ

良い作品は出来上がらない。

 

 

一見柔らかく見える動きにも、力を抜くのが良いときもあれば無呼吸で力を振り絞るのが良いときもあるなど

 

 

チャンネルや感覚をいろいろ試したり

意識の置き所を変えたり

ビデオで見直して細部の微調整をしたり。

 

 

身体表現の奥深さ。

 

でも苦しみは観客に伝わらなくていいものだから、表出しないようにしないとね。

 

 

…ほんと、元気になりました。

皆様本当にありがとうございました。

 

自分の可能性に掛けて、これからも頑張ります。