今年は私のダンス経験をスポーツ界・アスリートへ生かすという、新しい取り組みに着手しました。

もともと身体の根本や本質を追求するタチで、そればかりに気を取られては人より一歩も二歩も出遅れる、前に進めない、という道のりでした。でもそれを続けてきて、積み重ねたものはいつの間にかこんなにも力をつけていたのかと思うと感慨深いです。

私の経験がこんなに生きるなんて!と驚きと共に自信に変えてきました。

一方で34歳という年齢でダンサーとして現役でいることや身体の変化を感じさせられざるを得ないのも現実で。
もう踊りたくない、私は踊れないと思う気持ちの波にのまれてしまいそうだったとき、この指導活動によって得られた自信が私の背中を押してくれました。
最近また踊ることが楽しいです。

今が一番身体能力が高くて、今が一番踊りが上手な気がしているんです。こんなに嬉しいことはないですよね。周りの人々、環境には本当に感謝です。

 

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28〜29日は約40名の水泳部(帝京大学、慶應大学、東京大学、その他トップアスリート)への指導

 

30日は20名のアスリート・トレーナーへの指導…これは「バレエから学ぶ、アスリートに必要な身体操作と考え方」というセミナーで、Twitterのみの集客であるにも関わらず受付開始から7時間で埋まり、スポーツ界のバレエへの興味関心の高さが伺えました。

 

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様々なジャンル、領域の人々との交流がどんどん行われていってほしい。

できることとできないこと、知っていることと知らないことを、垣根を超えて話し合えたら素敵じゃない?

そんな未来をつくれたら、、なんて思います。それは来年の私のテーマになってゆくかもしれないです。

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年末年始は福岡にて。

束の間の休息。

 

"人生初"な新しいチャレンジが30日まであって、年明けは4日から平山素子作品リハが始まるため(そこからはほぼ毎日)、

まったく気が抜けない年末年始となりますがこんなに「勢い」を感じられるのも人生においては数少ないと思うので、とことん駆け抜けたいと思います。

 

指導活動も、自分の表現の追求も。

私はこの両輪が大切な気がします。

 

皆さま一年間ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

 

西園美彌