その1【サッカー、野球、テニス、フットサル、陸上編】はこちら。

【水泳選手】(平泳ぎ)

自分の感覚が、絶好調時にロールバック、さらにアップデートされました。
昨日もお伝えしましたが、アスリートとは異なるバレエダンサーの思考プロセス、全てがコントロールされた動きという点に衝撃でした。この手の話は周りに伝えていきたいと思ったし、基礎編を今後開催される場合には、ぜひ残してほしいと思う部分でした。
1/27の舞台は、残念ながら大会と被ってますが、次の機会にぜひ観に行きたいと思ってます。というか、観てもないのに、想像しただけで鳥肌物です!
○○さんも仰ってましたが、第三部の時間の使い方は課題かなと思いました。人数を絞るか、西園さんをもう一人増やすか…(笑)でも、直接身体を見てもらえるのはとてもありがたいです!
身体操作の面で言えば、ターンアウト、脚を出す際にかかとを遠くに伸ばしていく感覚は、平泳ぎのキックに酷似してると感じました。
股関節と足の指の感覚は、ほんと未知の世界でした!きっと自己ベストを超える日が近いうちに来るなと確信しました。
来年もまた機会がありましたら、よろしくお願いします!

【水泳―マスターズ】

身体操作について、水泳を始めてコーチ陣に「(自分が)思った通りに身体を動かす」と言われたことができない、或いは自分ではできたつもりでも実際の動きと乖離が激しい(意識と身体の乖離)に悩んでいたところ、柿添さんのツイートから西園先生の存在を知り、申し込んだ次第です。水泳を始める前は、それほど身体操作、身体の左右差について意識はせず、ただ漠然と「身体の右側ばかり故障する」程度にしか思っていませんでしたが、重力より少ない水中での動作では、如実にこれらの点が気になるようになりました。
私個人の悩みである、右膝の内旋については的確なアドバイスをありがとうございました。ご指導受けた動きを地道に続けたいと思います。たった数分なのに、翌日は意識を入れた部分が筋肉痛でした。そしてウェストの位置に左右差があるのも、これが原因だと合点がいきました。長年放置していた左右差がここまでに影響するとはと猛省してます。
また股関節の動き、骨盤の動きについては(できるできないは別として)基礎的なことは理解しているつもりでしたが、講座を受けて全くわかっていない、理解が間違っていたことを知りました。坐骨で支える、足で重力を感じる、基礎的であるがゆえにないがしろにされていた感覚を知り、目から鱗でした。立つという基本動作でさえ、これだけ違うのかと思いました。また、外旋させる意識、反対側を伸ばす意識、初めてのことばかりで、そしてその意識によって思っていた以上の動きがだせることに驚きと感激の連続でした。
他の参加者へのストリームラインのご指導を拝見していて、練習しているクラブでは私より速く泳げる人は多くいますが、正しいストリームライン、姿勢ができる人はどれだけいるのだろうかと考えてしまいました。正直なところ、西園先生の指導が受けられる帝京大水泳部の皆さんが妬ましいです(笑)
今後の要望ですが今回の基礎編はどちらかというと股関節の動き(もちろん指導の結果として上半身の動きの指導もありましたが)に重きがあったと思うので、基礎編IIで肩甲骨周りを中心としたご指導があると嬉しいです。
基礎編I 股関節編基礎編II 肩甲骨編の二つで全身を網羅した上で、応用編になるとより参加者の理解が深まると思います。
またご指導を受けられる機会を楽しみにしております。

【水泳―マスターズ】

昨日はありがとうございました。貴重な体験をさせてもらいました。以下宿題の感想です。
クラシックバレエの経験に基づいた西園さんの、他人の体の動きへの観察眼というか、相手の要望に応じて即座にアドバイスできる対応力に感心しました。いろいろ話には聞いていたものの、実際に指導されている様子を見れて、ますます感じ入りました。
自分としては若いアスリートの人たちに混ぜてもらっての参加ということで、自分の体の柔軟性の無さ、筋力の持久力の無さなどを思い知らされました。そういえば自分はもともとアスリート経験もないし、自分を追い込んで練習したこともあまりない。今の自分の体はその結果だしなあなどと、帰り道は少々落ち込んだりもしながらも、でも結局後戻りはできないので、これでやっていくしかないなと前向きに考えることにしました。
個人指導では、水泳でいうところのストリームラインと、あと逆立ちの三点倒立を見てもらったのですが、きつすぎて姿勢が維持できない。筋持久力の無さが原因だと思いながらも、無駄な力が体中に入っている感じもあります。「固めないで伸ばす」と散々言われましたが、体を伸ばすために体中の筋肉が動員されガチガチに固まっているのかなという感じです。それでは維持できないのは当然だろうと思います。既に足腰が筋肉痛ですし。自分なりの課題としては1)体の軸を細く、芯の部分に力が集まる感じができているのかどうかを、自分の感覚でわかるようになること。2)その姿勢を1分以上維持できること。3)その姿勢を維持しながら、他の筋肉は自由に動かせるようになること。実は、以前著名なマスターズ水泳のコーチの方からプライベートレッスンを受けてストリームラインの姿勢と蹴伸びをならい、それだけで25mが1秒以上速くなったことがあるのですが、その時はすぐ元に戻ってしまいまして、一時的改善はしても、自分の感覚でチェクできないと、すぐ元に戻ってしまうのだなと感じた次第でした。周りに広めるという点でいうと、自分の周りのスイマーの人たちは自分より高齢な方が多いのですが、今回のレッスンはきつ過ぎるかなという感想です。バーを使った股関節のストレッチなどですね。でも自分も含めた過去にアスリート経験のない一般マスターズスイマーでも、常に自己ベストを更新したいという人たちはいて、その人たちにとってはとても有益な情報だと思います。でもまずは自分がうまくなって、周りの人から「うまくなったね」と認識してもらい、「どうやってうまくなったの」と聞かれるようにするのが先決かなとも思います。なんかまとまりがありませんが、記憶がフレッシュな間に感想を書いておくのも意味があると思いますので、そのままお送りします。来年以降もどうぞよろしくお願いいたします。   

【水泳選手】

30日は大変お世話になりました。
感動ポイントが沢山ありすぎて、どう西園さんに伝えれば良いか迷いに迷ってしまい、なかなかメールが完成しませんでした。
遅くなりまして申し訳ありません。
繊細に身体を動かす点が参考になると思っていたバレエと、大好きなスポーツの架け橋となってくれる方の講座と聞きまして、即申し込み、当日を心待ちにしていました。


7時間、西園さんの動き一つ一つを見ていました。(ほとんど見惚れていました…)


骨の使い方・身体の引き上げ方・拮抗筋の伸ばし方・が徹底されていて、大変美しく、自分も西園さんのように少しでも近づけるように日々身体と向き合おうと強く思いました。

また、西園さんが受講生を見ている時の表情・視線・考え方も、自分が身体と向き合う時の参考になりました。

講座を受講してから自分が変化した点を書きます。

・身体の奥底(中)と身体の空間(外)を感じられ、そこに流れがあることに気づくことができました。
常に流れ続ける身体を発見できました。
今までは力を入れることで固めて安定させようとしていましたが、伸ばして・流れを感じて・しなやかに・柔軟のある泳ぎをしたいという視点に変わりました。

・骨が確かにそこにあること・動いていることを感じられました。
筋肉以前に、まず骨を意識しなければ、力任せの芯が通ってない泳ぎになってしまうとわかりました。 実際骨を意識したエクササイズを行なったあとに泳ぐと、根本的なところで泳ぎと向き合うことができました。

・ストリームラインを見てもらった時
下半身の意識がかなり無いことに気づかされました。お尻の力をあそこまで入れなくては足りないとは知りませんでした。
講座を受けてからストリームライン~ドルフィンをやってみて気づいたのは、
背中に肉を集める意識と、お尻を引き締める意識。その上で拮抗筋を体幹引き上げ(お腹)として考えて行うと、自分が確実に流れに乗っていること・しなやかに身体が動くことを少しずつ感じられました。
その他全体での講座で勉強になった点も日々のエクササイズで復習をしていこうと思います。

また、最近動画で上げていらっしゃったブレのストローク動作ですが、私もブレストが専門なので、少し質問させてください。
意識するポイントはツイートの通りかと思いますが、胸椎は常に伸展させて伸びている意識はありますか? 
もし今の段階で私の認識が誤っている点があれば、是非教えていただきたいです。

長くなりましたが、講座のレポートといたします。
お読みいただきまして、ありがとうございます。

【フィンスイミング―マスターズ】

昨日はご指導いただき、ありがとうございました。バレエの人に対してのあまり知識がなく、なんとなく難しそうなものというイメージでしたが、どのように演目に対して体を準備していくのかなどのお話や動きのどこを観察するのかといったお話で、どれほど繊細な感覚が必要なのかということが分かって予想以上に大変な種目なんだなと驚きました。また、休憩時間に西園さんがアメフト(?)の方を押し返していたのを見て、体の使い方次第で女性が屈強な男性も押し返すなんてことが出来るんだなと、とても感心しました。今回、座骨で地を押してペターッと床に座骨から足までが床に張り付くような感覚や、足裏が床に張り付くような感覚が自分の中では不思議な感覚で、自分の競技のどんなところに活かせるなとか考えながら教わるのがすごく楽しかったです。特に有意義だったと思う時間は最後の各自の疑問などにこたえていただいた時間で、自分以外の人、様々な競技の人がどんなところに疑問を感じて身体操作をうまくなりたいのかといったことを知る機会はこのような機会でなければ知ることはできなかったと思います。私自身の疑問だった、ドルフィンのときの上半身の使い方を教わることが出来たのは本当に良かったです。今は年末年始ですぐには水中で試すことはできないのですが、陸上でしっかり自分の体に感覚を落とし込んで、水中でも正しく動かせるようにしていきたいと思います。ありがとうございました。

【キックボクシング選手】

魔女トレの感想です。
以前にお話は聞いていたのでどのくらい衝撃的な指導がなされるかはある程度想像がついていた節があるのですが・・・
個人的には
・四肢をのばして使う感覚(バレエの練習メニュー)・足の指を個別に動かすためのストレッチ等・ボールを使って骨盤の動きを感じるところから坐骨の感覚を入れたエクササイズ・最後のキックについてのアドバイスでされた、体幹をロックすることで初めて足で床が押せる感覚
辺りがかなり実用に使えると思ったのと、立ち方から改めてどこの力が入ってどこが抜けてるか、適切な方法は何か、徹底的に指導してもらう時間が欲しいなと感じました。
当然の感想ではあるのですが、やはりクラシックバレエでの体の一箇所一箇所(あるいはその連動)の使い方への考え方や洞察・トレーニング方法は他競技の者にとっては非常に衝撃的です。
最後の個人指導の一言があまりに有益なので個人レッスンをお願いしたいと強く思う反面、他人へ指導している時の西園さんの考察を垣間見るということが出来るのも、洞察方法を学ぶという意味では必ず必要なことだろうと思いました。
ということで、今後も講座の開催をしていただきたいのと、個人的なレッスンも依頼したいです。よろしくお願いします。

【トレーナー】 (主にサッカー)

昨日はセミナーありがとうございました。
私が指導していることと似ていたので、自分がやってきたことは間違いではなかったのだなと改めて認識させていただきました。
第3部で西園さんが指導しているやり方を見て、そういった発想もあるのだなと新しい発見もありました。
ただ自分も西園さんが他の人に指導していることも、体験したいなと思うこともありました。
見ているだけだと指導の発想はわかるのですが、やってみないとわからないこともあるので。
見よう見まねにできる人はいるのかもしれませんが、やはり指導者にあっているのかみてもらいたいなと思いました。
自分ができないと指導もできないと思っているので、そういった意味でも少し物足りなさを感じてしまいました。
もしかしたら、競技者と指導者は分けた方がいいのかもしれません。トレーナーやられてる方はもっと濃い内容の話も聞きたかったのかなと思います。
正直な感想でしたが、決して悪く言っている意味ではありません!私ももっと西園さんが考えていることの深い内容を聞きたいと思ったので伝えました!また参加させていただきますので、今後ともよろしくお願いします!

【トレーナー】

先日は、セミナーでの指導ありがとうございました!!身体操作誘導の感覚的なポイントへの支持や意識の誘導が明確になりまりました。

一点、質問があります。バレエの基本姿勢の足部のターンアウトは、一般的ないわゆる良姿勢の足部ポジションと違う点ですが美的な問題なのか?また、バイオメカニクス的に優位な点などがあるのかご教授いただけると助かります。
フィジカルコーチの方では、姿勢を改善したいという方も多く非常に参考になる内容でした。現在の姿勢の指導では、足部ポジションは3~7°軽度外旋が自然なものと指導しています。
この違いについても参考にさせて頂けると幸いです。お手隙の時に構いませんのでよろしくお願い致します。

-- 西園回答 --
○○様
明けましておめでとうございます。先日はセミナーを受講してくださり誠にありがとうございました。
バレエにおけるターンアウトは、足部で行うものではなく股関節で行っています。足部が開いているのは、股関節の大きなターンアウトをしたときにアライメントを整えた結果、外に開いている状態になる、というものであると思います。一般的な良姿勢は一般的な人の体で説かれているものであり、特別な柔軟性を持つバレエダンサーの角度をそっくりそのまま適応させる考えはよくないと思います。つまり、良姿勢を目指す足の開き方を考えるとき、具体的な角度はその人の股関節の形状によって変わるためここでは断言できないかなと思います。
バレエにおいてターンアウトが適用されているのは、股関節を外旋させたとき、ヒップソケットがあらゆる方向への動きに有利に働くようにはまるからです。よって、バイオメカニクスと解剖学上の観点から有利である、ということがいえます。
こんな感じでいかがでしょうか?また分からなければ聞いてくださいね(^^)b
西園美彌

最後までお読みいただきありがとうございました。