左足脛骨(スネ)を骨折しました。
年内の復帰は難しいみたいです。
スウェーデンから戻った次の朝、ずっと考えてきたことをまとめたメールをジョーくん(アスリートメンタルコーチ)に送った直後でした。
私がこの2ヶ月考えていたことをみなさんに伝える意味で載せます。
ジョーくんへ
お疲れ様です。
前回のセッションの時に、「学校は12月までにしてそれ以降はオーディションを受ける」ということを話していましたが、そこからまた変わり、自分の特性や性格と、私が心からやりたいことをずっと考え、結局ダンス学校に入学することにしました。来週審査があります。学校へ通いながらもオーディションやカンパニーのレッスンを受けに行ってみたりと、欲張っていこうと思います。
ダンス学校での1日6時間の練習についていけなかったら、どこにいっても通用しないでしょう。最近知ったのは、レベルの様々なカンパニーがあるため、必ずしも相当レベルのスキルが必要というわけではないということ。ヨーロッパのダンスシーンは、「ダンス“で”何をするか」と「新しいもの」。でもお金がもらえるからと安易にカンパニーに入るのは私のやりたいことではありません。
強い精神力や身体と向き合う時間がダンサーの存在感に影響を及ぼすわけで、私がほしいのはここなんです。日本を飛び出したのはたくさん踊るためだったし、様々なダンサーを見て引き出しをつくって、作品が作りたくなれば作ろうかなと。30歳だから働くべき、というのは一般的な考えであって、私にはまだお金があるのだからあまり人が出来ない経験をしよう、と。
導き出された心の声は、自分を高めたいことと、訓練をしたいこと・キツくてもその先に行けるようになりたいというものでした。完全に知的好奇心と経験欲です(笑)一般の人が働いてためたお金で、車を買うのと同じかなと。というわけで、学校へ行くという報告が遅くなってすみませんm(_ _)m
スウェーデンの合宿から昨日の夜帰ってきましたが、直前に決めたので結構交通費がかかったものの、とっても視野が広がったので本当に有意義でした。
これからも頑張ります。
…このメールを送った直後でした。救急車で運ばれ、すぐに手術となりました。
踊るためにドイツまで来たのに3ヶ月で終了。やっと悩み続けたトンネルを抜けワクワクしていたところで起きた事故。悔しくてたまりませんでした。
でもそのまま学校で身体を酷使していたら、もしかすると一生踊れない怪我を負っていたかもしれません。
そう考えると、1~2年で踊れるようになるのはまだ良い方ですよね。
逆に「守られたのかも」と捉えました。
まだいつからリハビリ開始となるかは分かっていませんが、膝下なので体幹は鍛えられるのでは、と。知り合いにジャイロキネシスのトレーナーさんがいるので、そこに通って身体の使い方を覚えたら、もっと上手くなれるかもしれないです。
私の活躍や成長、私の踊りを見にヨーロッパに来ることを楽しみにしてくださっていた方々には、このようなかたちで楽しみを奪ってしまい、本当に申し訳ないです。
残りの9ヶ月をどのように過ごすかをこれから考えたいと思います。