これが、プロの世界…

自分がここにいるのが本当に不思議です。

作曲家、機材関係者、劇場、劇場スタッフ、関係者、指揮者、オーケストラ奏者、振付家、ダンサー、海外からのスタッフ、メディア、、あー書ききれない

ものすごい人々がこの公演のために尽力していて、毎晩寝ずに作業をしていて、自分のやるべきことに没頭していて、、

緊張感のある皆さんのそばで、

ひとり空気の違う自分、流れている時間が皆さんと違う自分が少し寂しかったり。

でも私もこの現場、この公演の一員として、出演者の方々の力に少しでもなれたらと思い存在してました。

本当に最後の最後まで諦めない、
クオリティをどんどん上げていく、
皆と息を合わせる、
自分のやるべきことに没頭する、

お客様に届けたい、届いてほしい一心で…。

でもピリピリとした空気を撒き散らす人は誰もいなくて。

良い雰囲気で、

「頑張りましよう」と。

(集中するのは、誰も見ていないところで、なのかな)

外からの見え方ではなく

内側・裏側の様子。

裏側にいてこそ見えるもの。

それを私は見ている。これこそがなによりも財産なのだなと幸せに思います。

鳴り止まなかった観客の拍手。

終演後、ダンサーたちとのハグ。

目に映るもの
耳に残るもの
皮膚の感触

言葉、音楽、踊り

半分出演者で

半分観客で

客観的に見ることができている今のこの私は

実は一番幸せなんじゃなかろうか。

明日、残り2回。

私は引き続き、裏からバックアップします。