11月7日、
今年の誕生日は地元福岡で迎えました。
(大学時代の恩師との食事がたまたま誕生日当日に。お祝いしていただきました。)
今回短い帰省でしたが、やっぱり故郷は特別な場所でした。
誕生日の早朝に福岡着、そしてそのままお墓参りへ。父のお墓の前で手を合わせ、約3年ぶりの報告。
私の父は33歳の若さでこの世を去りました。(姉が4歳、私が2歳)
私が今こうして踊る生き方をし多くの方々に囲まれ応援してもらえる人生を歩んでいられるのは、父のお陰でもあると思って生きています。父の分まで、私は生き抜きたいです。
(父の眠るお墓は、父の大好きな海に面したところにあります。この日は吸い込まれそうなほどの良い天気でした。)
私はいつか地元福岡で踊る日を夢見ていましたが、今回それがぐっと近づきました。しっかり磨いておかないと。今回のご縁も、誰かがどこかで見てくれているものなんだと、自分のやり方を貫いてきて良かったと思いました。感謝。
身体の感覚として、福岡という土地に来るとやっぱりなにかが変わります。ふわっと。だからきっと福岡で踊る踊りは、関東では出てこないような何かが少し違う私になれるような気がします。楽しみです。
最近の私…身を守るために覆っていた分厚い鎧を脱ぎ、少しずつ柔らかく、また軽さを得てきました。それはそれでしなやかではあるものの、やわらかい部分を覆わないため傷付きやすくなっていると感じます。でもその痛みに耐えることがこれからの私の課題なのだろうと思います。
負けない。この痛み、深みこそ魅力になると思って。
こんな私ですが、皆様どうぞこれからもよろしくお願い致します。
西園美彌