最近の身体に良い変化と気づきがあるのに、先生に怒られる場所は変わらぬまま(T_T)何度やってもうまくいかない。。
そして長く大きくしなやかな身体のダンサーを見ていると
「私みたいなタイプの身体はやっぱダンサーに向いてないよなぁ」
と思ってしまう。
職場のスタジオではいま、来年度のクラス編成テストの前で子供たちはそわそわしている。
ここでは私は“先生”として子供たちと向き合う。
「テストに合格しなかったらバレエをやめる」という結論を出す子もいる。そういう子の言い分は「ダンサーに向いてないから」。
月謝を払うのは親だから、あまり突っ込むことも出来ないけれど、悲しくなる。そんなことを植え付けるために教えていたわけではないのに、と。
私は思う。
好きなら続ければいい、テストに合格しないのは足りないところがあるからなのだから、努力をしなさい、と。
生徒の気持ちも分かる。
怒られたり結果がだめだと落ち込むよなぁ。人間だもの…。
私だって同じ。いつもダンサーに向いてないって思うしメンタルだって弱い。体力もない。練習するたびに自信を失くす。他のキラキラしたダンサーを見ててうらやましく思う。
でも私はそこで自分に問いかける。
なんのために踊ってるのか?と。出る答えは…「好きだから」だ。
そして自分の良いところに目を向け、楽しいことを考え、身体を動かす。ネガティヴからポジティブへと切り替える。
“先生”と“生徒”を行き来してるからこそ、先生の言動の裏にあることをなんとなく想像できたり、私の言動に生徒がどんなことを思うのかもなんとなく予想できている。
何度もダンサーとして自信をなくすけど、「なんのために踊ってるのか」と自分に問いかけたら、「好きだから」と思い出す。
私ってダンサーとしてだめやなぁ。と私が思ったらだめだ。私がそう思ってるから、きっと生徒も自分のことをそう思っちゃうんだろうなぁ。
今日も怒ってくれる先生に感謝。
先生は出来そうだから注意したり指導をしてくれる。やっても無理な子だと思われたら、注意もされずそっと端に追いやられるだろう。厳しくなるのは見込みがあるからだと信じて、先生の信頼を裏切らないよう、私は努力をしなきゃだ。
やるしかないよね。行動あるのみ。前へ前へ。
【写真:メンタルコーチングのセッションで7月にコンクール予選に落ちた時に自分のために書いたもの。】