【Water Flow 2017】

参加させていただき二年目、作品の変化・進化の一部となり、共演者と共に刺激的で充実した5回公演でした。同じ作品を5回も踊れるというのはとても贅沢で貴重なことであり、学ぶものも得るものも本当に多いです。

5回ともすべて違うのは当たり前ですが、自分の感覚と客観的な意見の擦り合わせはとても大切だと思っています。ブレるのはよくないけれど。
そのあたりことを清水先生から指摘を受け、少しの変化がとても大きな違いなることに気づき、また最後に嬉しい言葉をいただけたので、それを自信にしていこうと思います。

踊るたび、舞台を重ねるたびに、見えないなにかを感じるセンサーやアンテナが増えていくようです。これが経験の積み重ねによる"勘"というものでしょうか。綺麗な空気、流れ伝わるもの、密度。

 

お客様は様々に感じていただけたようでした。涙を流す方々が多く、私もリハや本番中に何度もうるっと…この感覚はなんなんだろう…でも、そんな瞬間に立ち会えることは幸せだなぁと感じました。

共演者の皆様、スタッフの皆様、この公演に携わったすべての方々と観客の皆様には心から感謝しております。ありがとうございました。

そしてこの公演を主催し、人も場も一からつくりながら、将来を見据えて個々の才能を引き延ばしてくださる清水先生、本当にお疲れ様でした。これからもどうぞよろしくお願い致します。

西園美彌