矢島みなみ プロフィール
幼少より劇団ひまわり俳優養成所にて演劇を学び、15歳よりジャズダンスを始める。大学生時代、インプロビゼーションとの出会いにより、コンテンポラリーを踊る。2007年イタリアローマにダンス短期留学後、日本のコンテンポラリー界をウロウロしながら、自身の作品を創作。パフォーマンスアーティスト集団antibodies collectiveの活動に参加する傍ら、様々な振付家の作品を踊る。主な出演にマシューボーン『ドリアン・グレイ』や柴田恵美『春の祭典』などがある。
―創作というものは―
創作や表現というのはつまりは自分の見ている世界が表出するようなもの。私の世界が人とどう違って、何を見ているのかを、みなみちゃんと共有し作っていく過程で理解する、「気づき」の連続。
そこに否定や肯定はほとんどなく、私の中にあるそれは一つの特性であり、「それをどうしたいか」と「もっと面白い見せ方はないか」を模索していく。
わたしとみなみちゃんには似たところと真逆なところとがある。
彼女は私の創作意欲をかきたててくれる頼りになる存在。
「クリエイション」の面白さ、難しさ、新しさ、
経験豊富な彼女からたくさん教わっている。
私にはもっとしつこさが必要みたい。
みなみちゃんはよくしつこいって言われるみたい(笑)
…こうして人と“共同作業”ができるようになった自分がいる。なんだか不思議。
人って変化するんだなぁ。