D-Lifeダンススクールの夏の成果発表会「D-Collection」が間近に迫ってまいりました。
LOCK・HOUSE・JAZZ・バレエ・コンテンポラリーダンスという様々なジャンルにおいて、子供から大人まで、ソロ・群舞・アダジオ(男女で踊るシーンの抜粋)などに挑戦しています。
私が指導させていただいているバレエ作品練習クラスからは小学3〜6年生、8名が参加いたします。通常レッスンに加えて6月から週に1回ヴァリエーション(ソロの演技)クラスを開講していました。まだトゥシューズを履いていませんが、「舞台に一人で立つ」という経験から様々なことに気づきと学びを得てほしいという願いを込めながら生徒たちと共に練習を重ねてまいりました。
先週、私が札幌での本番のため作品練習クラスのレッスンはお休みだったのですが、子供達が「もっと練習したい」というので子供達だけの自主練を提案しました。
自主練の過ごし方や練習の仕方、スタジオの使い方や音源の出し方を伝えておき、
「みんなの変化が楽しみだなぁ♪」とややプレッシャーをかけてみたのですが(笑)、昨日の子供達の演技に驚きました。
全員"気持ち"が入った踊りをしていたのです。
聞くと、一人ずつ踊って、それをみんなで前から見て、みんなでアドバイスを出し合ったそうです。確かにそういう風に自主練するといいよとは伝えましたが、
私よりもみんなの方が教え方が上手いんじゃないの?!?!
っていう(笑)
これぞ自主性の素晴らしさ。
「自ら踊る」ということによる踊り自体の変化とはこんなにも違うのかということを改めて学ばせてもらいました。
さらに
他の子が踊っているとき、昨日はみんなが踊るお友達をみんなで見守っていて。意識が違うことによる空気感の違い。
"場"が出来上がった瞬間でした。
― 周りの空気を背負い、その空気に後押しされながら、中心にいるその子はお客様に踊りを伝える。―
…いい光景でした。
この舞台のために、この子達は自分の身体や表現と向き合ってきました。彼らの意識や意欲の変化は大きいものです。
「自分の身体は自分で変えること」、「練習していたら突然出来るようになる日が来るから信じて」と毎度伝えてきました。
嬉しそうに衣装を見つける様子も可愛くて可愛くて。でもここで私が気を緩ませてはいけないので、最後まで彼らを引き上げていこうと思います。
本番まで残りあと少し。
最後までよくしていきましょうね。
子供達の演技、より多くの皆様に見届けていただければ幸いです。
いつものダンスライフに+α 「D-Collection」
2017年9月24日㈰
第一部 12:30~14:30 / 第二部 18:00~20:00
チケット 大人1500円 学生1000円
申し込み等、詳細はこちらへ→http://www.dance-life.jp/news/201708/28_188.html