ドイツ、寒いです
もう雪も降りました
これがまだまだ序の口だなんて
今年は一体マイナス何度まで行くのか?!
怖いよう…
すでに風邪っぴきの美彌です
立て続けに舞台を鑑賞して感じたことを書きましたが、見た舞台すべての感想を書いているわけではなく、私の中で伝えたい何かが生まれた時に書いています。
やっぱり芸術に触れるというのは生きている時間、人生が、豊かになる気がします。なかなかこんな贅沢な時間を過ごすことはできないよなぁと、自分の運の良さ(?)に感謝の念を覚えます。日本で忙しくしていた時には見つけられなかった種類の幸せです。
ダンスを見て学べること、感じることもたくさんあるし、
「視野が広がる」ということのメリットは狭い世界の“常識”や偏見、固定概念が消えることですよね。
きっとこれは何事においても大切。
(ドイツに来たこと、日本では経験してこなかったようなコミュニティに入る事も、私に大きな変化をもたらしてくれています。)
今は舞台にまったく立てていない私ですが、もはや割り切ってしまっているため、“悔しい”という感情が立ち昇ってくるのではなく
ただもう純粋に舞台人の方々を尊敬しながらダンサーたちの踊りを見て感動し、作品に涙しています。
「自分がこの舞台に立てるか?立ちたいのか?立てると思うのか?」なんてよく自問自答するのですが、
そんなことを思うことがまずおこがましいと思うようになりました。
観れば観るほどこの世界を知ることになり、結論として「私、ダンスの世界を舐めてたわ」と反省しっぱなしです。
でっかいことを目標にして、口にして、行動を起こすのをモットーにしてきたけれども。。
ああダンサーとして、人として恥ずかしい。穴があったら入りたい…
でも私はダンスが好きです。
そこは変わらなかった。
今まで(日本で)忙しかったというのは言い訳になってしまうけれど、踊ることばかりで舞台を見てこなかったことがもったいなかったなぁと思いました。
層の厚い、本場のプロフェッショナルの上質な舞台。それらをこうして間近で見ているのは、ダンサーとしては一番の経験をしています!
少しでも成長をすること、それをその瞬間瞬間で楽しむということを軸として、一歩一歩前進していきたいです。
…………………………
私は自分で作品を振付ていますが、創ることより踊ることや身体を動かすことの方が好きなんですよね。
だから「どうしたらもっとうまく身体を動かせるようになるのか」といった研究欲求から発するのですが、
ダンサーの技術的な高さは、表現力や存在感にも通じていて、この質の違いはどこから生まれてくるんだろうとずっと考えていました。
幸運にも様々な一流の友達がまわりにいるため、その人たちを見てて思ったのですが、その質の違いを生む秘訣は、
秘訣でもなんでもなくて、
“実生活の中にこそある”。
実生活が、パフォーマンスを磨く以前の、根本的な部分なのです。
あー、
これも、
自分、穴があったら入りたい…
実生活は、私が大切にしてこなかったものの一つ…
これはもう、一から出直さないと…!
…と思ってしまうのですがそんなことは無理なので、いま、ここから、頑張ろうと思います…思わなければ!(笑)
…………………………
世界は広い。
でもそんな広い世界でも同じような考えをもっているヒト・モノ・コトに出会うと嬉しくなります。
私が自分の作品をつくる時には、世の中を見ていて感じることや私自身の体験から得た何かが材料となります。
そこにはこれからの子供たちへ伝えたいこと、また一般の人々に気づいてもらいたいとことなども含まれています。
しかしコンクールに出たり踊っていくうちに、私の表現や哲学や精神は、ダンスに向いてないんじゃないかなと思ってしまっていました。←すぐに自信無くすやつ
でも向いてる向いてないっていう世界じゃないんですよね。やりたいことをやればいい、っていう世界なんですよね。
自分の生きるステージを見つけて、自分のペースで走っていいんだ。
生きること、踊ること。
続けていきたいなと思います。
最近の私♪
だいぶ動けるようになりました!
次はクリスマスマーケットのレポートを書こうかな
本場のクリスマスマーケットはすごいです!