金沢へ行ってきました！
GWに踊り以外のこと、GWらしいことをするのは滅多にないと思う。
１泊２日の金沢旅行。大好きな友達タカに会いに。彼女は大学同期。でも大学時代はほとんど話さなかった間柄。不思議な縁で10年以上ぶりの再会はドイツ・デュッセルドルフ。私がドイツ滞在中にピナのカンパニーの追っかけを始めるきっかけをくれた子。
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｢…旅がしたいな…」
私は突然起こった自分の欲求を不思議に思いつつ、タカに｢今度金沢行く！」と伝えていました。
その直後にリハがオフになるという連絡が。
すかさず彼女に連絡し当日の2日前にも関わらずOKの返事をもらい出発前日に新幹線のチケットを買いました(GWなのに買えるもんなんですね)。
タカ ｢もしこんなとこ見たいとか行きたいとかあったら、リクエストしてね〜」
私 ｢自然が綺麗なところとかある？美しいものが見たい。漠然としててごめん笑」
タカ ｢ほほう。いや、そういう感じで大丈夫！特にガチガチに予定は立てないから、適当においで〜」
…この包容力(笑)
東京から金沢まで新幹線で2時間半。近っ。はやっ。ふらりと行けるもんですね。
ドイツでも延々と喋っていた私たちは今回もまたさらに延々と喋っていました。｢これ、どう思う？」という私の相談事も多かったかな。
私たちは自由人として生きている人種。その生き方の面白さや味わい、様々な場面での自分や他人との向き合い方、それらがドイツでの経験の延長線上にあるという共通点など、全く違う仕事をしながらも根っこが似ている、個性の強い二人。
濃い二日間でした。
【備忘録】
一日目:
妹のマミちゃんのお店、タカの親戚がやってるおでん屋、タカ行きつけのバー、タカ宅で三次会
二日目:
NHKで茶の湯&陶器の番組、金沢から能登島へドライブ、日本海、温泉、みず(大衆食堂)、西田幾多郎記念哲学館、ソフトクリーム
めちゃめちゃ晴れて景色は最高。金沢の晴れって少ないらしい。私、超晴れ女♪
妹のマミちゃんに勧められて寄ってみた西田幾多郎記念哲学館。
ここが、もう、素晴らしかった。
｢あれ…これ、まさに昨日話してたことだよね」
タカと昨日の夜からずっと話していることをなぞるかのような内容に二人で驚きました。
でも哲学ってちょっと難しい。
私 ｢これってどういう意味だろ？」
タカ ｢…こういうことじゃない？…あとこれってさ、美彌がさっき話してた踊ってるときの話って、このことかなって重なったんだけど」
私 ｢えっ、あ～そういう感じなのかなぁ。あー…でもそうかもしれない。無意識に考えてるわ。」
いわゆる美術館だとわりと誰とでも行けるなって場合が多いと思いますが、ここは人を選ぶ場所かも。なんたって哲学だもの。タカとだからこそ楽しめた場所だったと思います。
西田幾多郎の言葉が身体に染み込み、癒されました。満ち足りた気持ちになると言葉は出なくなるものなのですね。
その場をあとにした私たちは帰りの道ではお互いほぼ空気を吸って過ごしていました。それで十分でした。
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西田幾多郎記念哲学館はその建物自体の空間もすごく良くて…
(タカのセンスも良い)
あぁでもタカと別れたそばから何をあんなに話していたのか忘れていく。思い出せるのは瞬間瞬間の景色。でもそんな儚さが良いのかもしれない。
｢美彌すごいね。どんどん変化してる。変わり続けてる。おもしろいね。また次会う美彌はどんな風に変わってるんだろう。どこで再会するのか、楽しみだね。」
タカ、ありがとう。
素敵な休日でした。
アタマいーーーっぱい使った！リフレッシュ！
明日から身体いーーーーっぱい使うぞ～！
人生の旅はつづく。
