暖かくなりましたね。

受験や引っ越し、新しいものが動き出す・始まり出すようなソワソワわくわくする時期です。

道行く人々の様子を見るにつけ、“蕾”のようだなぁと感じます。

冬の寒さに縮こまりがちだった身体がゆるんだり、新しい生活の始まる自分への期待に心が弾んだりしています。

植物、動物、人間、全部繋がっているものなのでしょうね。

今月頭に一つの大きな目標にしていた取り組みがひと段落し(→☆)、ほんの少し寂しい気持ちです。

でも舞台活動も指導活動もプライベートも、常に変化し続ける毎日が続いています。

一息つく間もなく、次へ、次へ、次へ・・・

私の尊敬する常に挑戦し進化の止まらない人々は、もしかするとこんな日常なのかな…なんて思います。(きっと、もっと想像以上に目まぐるしく動いている)

西園美彌のTwitterのフォロワー数、3000人に到達しようとしているところ(2975人)。

気が付くと、少し前まで「この人すごいなぁ、こんなにフォロワーがいて、影響力大きいんだなぁ」と思っていた人達のフォロワー数を優に超えていました。フォロワー数の増加は私にとって自己肯定感の材料となっており、ありがたい限りです。

その数の増加と共に浮かび上がってくる自分の本質。お金を持ったら人が変わるとか、結婚したら人が変わるとかありますが、フォロワーが増えたら人が変わるっていうのもある気がして。でも抑止力にもなってくれています。昔は結構ネガティブ発言をして共有と共感を求めていた節があります。でも今は「こんなに多くの人にそんなこと広めてはいけない」「誰もそんなこと求めていない」という意志が先行します。

言葉や習慣は、人生を左右する。今のような立場にいることで自分自身が成長させてもらっています。フォロワーの皆様、ありがとうございます。

  

「自分はどんな人間になってゆくのだろう」と見えない未来をぼんやりと想像したり

「いや、それは自分が決めなきゃでしょ」と自分を戒めたり

「私に与えられた使命は何なのか」などと神に祈ったり

愛に飢え、ダンサーにもなりきれず、女にもなりきれず、ただただ中途半端な自分に生きている価値などあるのかと、生きることに嫌気がさしているような日々を過ごした時期もありました。

そんな時期を乗り越えさせてくれたのは周りにいる方々やご縁と踊りの世界であり、まわりのお陰です。

だからそんな私の経てきた人生すべてを人の役に立てる事に使えたら幸せだなぁと思っています。

これなんですよね。今の私のモチベーションです。

私は自分の身体を通して学んだことしか人に伝えられません。

説得力に欠けた上っ面でスカスカな言葉を発するのは、なんか心地よくないんです。なにより、そういうときの私の言葉は人の身体に入っていかないか、入っていっても右から左へ流れて行ってしまうのが分かるから、虚しくなるのが目に見えているんです。

私はもっと経験を積まなければと思います。

それは喜びの経験よりも、悔しさや苦しみの方を求めにいかないと、と思っています。意識してないと自分に甘いので・・・

褒められると伸びるタイプです。いろんな人の称賛の言葉は私に安心感を抱かせ、喜んだ次の日には「そんな褒め言葉に安心するな。そればっかりになったら私は終わる。成長のために傷つきにいかければ。求めにいかないとだ。」という意志に変わります。

「力を抜くことが正しいし、身体の使い方の理想なのはよく分かっている。

しかしそれが、そのことが私の本能として身体が求めていることなのか、その方向に向かった先に果たして心身の充実が達成されるのか、その時私は生命を全うする美しさを纏っているのかだろうか。

覚悟がいる。覚悟しなければ。
強くなろう。 」